サイバーショットT70






最近のデジタルカメラは機能面でいろいろと楽しませてくれる。
数年前から液晶画面のサイズが大幅に拡大し、その次は手ぶれ補正機能、高感度対応、顔認識機能、 おまかせ設定(おまかせIAなど)、ダイナミックレンジ拡大機能(Dレンジオプティマイザーなど)。
どんどん進化していくデジタルカメラ付随機能の中で、僕がどうしても欲しくなってしまったのが、ソニーの「スマイルシャター」。
「ハイ、ソニー!」のCMを見てもあまり意味がわからないが、要するに被写体(人間)にピントを合せ、シャッターを押すと、 撮影待機状態になり、その被写体が笑顔になる(笑う)と自動的にシャッターが切れる、というもの。
機能的には「顔認識機能」の応用なので「画期的!」ということはないかもしれないが、アイデア的には画期的なような気がする。

ということで数か月悩んだ末、ついに購入してしまった。


2007年の9月に2機種が発売され、2008年4月にはさらに3機種がスマイルシャッター搭載機種となったが、懐具合や 大きさ、デザインなどの関係でT70に決定した。
さてスマイルシャッター。「はい、怒って〜」といいながらシャッターを押し、「はい、笑って!」というと「カシャッ」と シャッターがおりる。取られた相手は「おお〜」と喜ぶ。
カメラの中は、満面の笑みやテレ笑い、ひきつった笑顔などの写真ばかり。
なかなかいいですねぇ〜。

人によってはカメラになかなか笑顔も認めてもらえず、苦労することもあるが、全体的な認識率は思っていたよりかなり高精度。
スマイルレベルも選ぶことができるので、低にすればニコッでもシャッターが下りる。

次にタッチパネル液晶。
これは慣れると便利。
ただしどうしても液晶を触ることが多くなるので、僕個人としてはじめての「液晶保護フィルム」を買ってしまった。
あと、液晶をタッチするときカメラを落としそうになるので注意が必要。
もともと持ちにくい形だし、全体的な大きさもかなりのコンパクトなので、特に人に貸すときハラハラする。

画質に関しては、それぞれ好みがあるので一概にはいえないが、一応参考までに個人的意見として「悪い」と言っておく。
しかしこれは購入を迷っている数か月の間、メーカーホームページやネット上のいろいろなサンプルを見てわかっていたことなので、 購入後「失敗した〜」とは思っていない。
このカメラは画質を求めるものではないと思うし。

まぁなんといっても、コンパクト・スタイリッシュなカメラなので、外に持ち出すことが多くなるだろう。
今後の活躍を期待する!




が、僕の場合釣り以外で出かけることが少ない?ので、あまり期待できないかもしれない。

周りの人たちは 「魚は笑わんぞ」と冷静に言う・・・。


購入時期:2008年4月

2008年5月 記



参考)
メーカーページ
http://www.sony.jp/products/Consumer/DSC/DSC-T70/index.html







雑水

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