鍾乳洞





最近あんまり行かないけど、何年か前大迫ダムによく行ってた頃、途中にある看板が気になっていた。

「ホラ!あな」

どうも鍾乳洞に引っ付いた休憩所(喫茶店)らしい。
それにしても、なんとベタな・・・。


気にはなっていたが、入ることもなく時が過ぎ・・・このたびチョット時間があまったので行って見ることにした。
僕の周りでこういう変なところが好きなのは、なんといってもM谷さん!
というわけで、二人で調査してきました。


まず、鍾乳洞自体は、

「2億5千年前にできたもので、修験道の開祖「役行者」が1300年前に発見して以来、多くの行者が「行」をしたところ」

とのこと。

なかなか由緒正しい洞窟みたいですなぁ。
ちなみに名前は「不動窟」
入場料500円を払い、非常階段のようなところを下りていくと洞窟が見えてくる。
そこから中に入って3,4歩進むと、おお、涼しい!

外気温は30度ほどだったので(それでもその日は涼しかった)、もちろんTシャツ一枚だったが、中に入ると寒いくらい。

さらに歩いていくと不動明王が祭ってあるホールがある。
不動明王の横では滝のように水が落ちていてより一層涼しい。
ちょうどそこに温度計が置いてあったので見てみると、なんと13度。
外気温と20度近い差ある。
暑がりの僕はずっとここにいようかな、と一瞬考えたほどだった。


そこからは多少狭い道、というか穴を進んでいくのだが、奥はそれほど深くなく、ほどなくして最終地点に着いた。
残念なのは、ルートがぐるっと一周しているのではなく、来た道を引き返さなければならないこと。
僕が行ったときは、他のお客さんがほとんどいなかったのでよかったが、混んでいるときはたいへんだろう。


ちなみに「軽食・喫茶 ホラ!あな」では、不動窟から汲み上げた不動水なるものが無料で飲める。
飲むと「健康で安らかな人生が送れる」とのこと。

もちろん僕達二人も飲ませていただいた。

あぁ、これで僕の人生も健康で安らかになるんだなぁ〜 (^^)



2004/8/13




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