大名釣りの池原ダム

2008年 8月 23日 ずっと雨





同行者からのメール
「23日池原に行きましょう行きましょう」

しかし22日は会社行事の宴会で、終りが何時になるかわからない。

柿之介:「前の晩、宴会で何時になるかわからいないんですけど・・・」
同行者:「ん?0時に迎えにいくから。 (-。-)y-~~~」

というわけで、なんとか宴会の時間延長を切り抜けて帰ってきたが、出されたお酒は飲んでしまう方なので 、あまり釣りに適した体調とはいえない。
さらに、これから準備をするので忘れものも頻発しそうな予感。
その中で、絶対に忘れてはいけないもの、それは「雨具」。
天気予報では、ここ最近では珍しい「雨」。
久しぶりのバス釣り、できればもっとよい条件でやりたかったが、仕方がない。

迎えに来てくれた同行者に30分ほど待ってもらってから、自分の荷物を車に積み込んだあと、 自分も積み込まれた。


途中コンビニによって食糧等を買ったあと、目が覚めると現地駐車場。
周りでほかのアングラーがどんどん出撃していく中、僕らはタックル準備をしながら、しばし待つ。

何を?

実は今回はいつもの釣りとは少し趣向が違い、なんとガイドサービス付き!

身分不相応な贅沢に自分の未来を少し心配しつつ、「最近マンネリになってきたし、新しい釣り方を教えてもらえるだろうし、 まぁ一回くらいそういうのもいいか」ということで今回の釣りが実現した。

しばらくするとガイドさん到着。

ガイドさん:「おはようございます!あいにくの雨ですね。でも午後にはあがりそうですよ」
同行者:「おはようございます!そうですか。よろしくおねがいします」
ガイドさん:「荷物それだけですか?絞り込んできてくれはったんですね。助かります」
柿之介:「いえ、まぁ、えへへ」

おそらくガイドを頼むような人たちは「桃源郷池原ダム」の60アップを狙うような気合の入った人、 あるいはお金持ちの「良いものは高くても買う!」的な人で、高価なタックル類をごっそり持ってくるのだろう。
酔っ払いの僕が持ってきた間に合わせの道具は、道具箱(小)一個とスピニングタックル2セットだけだった。

さて釣り開始。
ガイドさん:「釣ることに対して一番実績のあるリグはノーシンカー、ワームは高比重系でカットテールなどの 4インチ以下が良いです」
むむ、それはいつも僕がやっている釣り方そのもので、できればそこから抜け出したいのだが・・・。

ガイドさん:「とりあえず、魚の顔を見るということで、ここからスタートしましょうか」
柿之介:「はーい!」

もともとリグってあるので、いつものリグキャスト!

あ!釣れた!

さすが、ガイド!一投目で釣れた!(けど小さい)

ガイドさん:「ここはわかりにくいポイントですが、下に杉の伐採した枝が大量に沈んでいるので漁礁みたいに なってます。魚の型は小さいですが数釣りができます」

しかしこの日は数釣りというほどには釣れなかった。僕(ら)の技術の問題か・・・。

ガイドさん:「では次のポイント行きます。途中良さそうなところがあればチェックします」

というわけで、いろいろ行くが、、、、さっぱり。

それにしてもガイドさんはいろいろ世話を焼いてくれる。
根がかりしたらはずしてくれるし、リグを直してくれたり、適合サイズのフックをくれたり、 根がかりしにくいシンカーをくれたり・・・。

でも釣果はさっぱり。。。。。
だんだん気の毒になってきた。

めぼしい釣果のないまま、午前の部終了。

ガイドさん:「午後から雨が止むといいですね。たぶん止むと思います」
同行者:「では15時にまたよろしくおねがいします」

休憩が4時間弱あるので、桟橋でおかっぱりでもしようかと思ったが、 全く魚が見えないのでやめ、近くの温泉でご飯を食べたあと休憩所で昼寝をした。

午後の部開始

ガイドさん:「・・・止みませんでしたね」
柿之介:「そうですね。強くなってますね・・・」
ガイドさん:「昼に情報収集してたんですが、やっぱりシャローはダメみたいです。 午後は8〜10メートルラインをメインに行きたいと思います」
同行者:「了解しました。深いところの釣りはあんまりしたことがないので教えてください」

ガイドさんにリグ(重めのダウンショット)や釣り方を聞きながら10メートルラインを探ってみる。
ところが深いところも沈黙。たまーに釣れても極小サイズ。
ガイドさんもだんだんと焦りの色が濃くなってきたが、釣れないものは釣れないので仕方がない。
ついに18時をまわり、暗くなってきたので時間切れとなった。





結果
柿之介:バス7匹(30センチ超えず)、ニゴイ
同行者:バス10匹くらい


いや〜、釣れませんでしたな。。






備忘的 ガイドサービスについての感想

僕はこういうのは今回がはじめてなので、「今回の」ガイドサービスについてということになるが、 感想としては、「快適」のひとこと。
操船はもちろんやってくれるので、こちらはポイントに対して投げやすいポジションをキープできるし、 こちらが「こういう釣りをやりたい」といえば、そういう釣りに適したポイントを選んでくれた上で、 「釣るためにはこうした方が良い」という、タックル・技術的なアドバイスをくれる。
もちろんお任せ的に「数釣りがしたい」「一発大物狙い」「景色のいいところ(?)」等の要望も 可能な限り聞いてくれる。

「魚のいるところを見つけてお客に釣らせる」ということでいえば遊漁船の船長と同じだが、 もっと「サービス業」という意識が強いような気がした。


ただ、やっぱり高い。
ガイドさんの仕事のたいへんさや最近の燃料高騰も含め、金額自体が高いとは思わないが、 お客になるということは、僕の身分ではかなりの贅沢。
そういう意識もあってか、なんとなくガイドさんに遠慮があり、100%楽しむことができなかった。
貧乏性は損ですな(*v.v)。

今回の釣果に関しては、他の常連さんらしき人の話を聞いていても「全くダメ」だったようなので ガイドさんに非はないと僕は思っている。

ちなみにこの日は、ダムの水に手をつけたら全くのお湯だった。
(だから逆に、雨は良い方に向かうと思ったのだが・・・)







一番の大物 ニゴイ 推定45センチ









真水

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