GW釣行第二種目「ナマズ」

2009年 5月 3日 晴れ





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さて夜の部にして今回最も釣果の期待できるナマズ釣りへ。

釣り場としては、田園風景と住宅地とが交じり合う小さな川 (きれいな川ではなく生活排水がガンガン流れ込むようなところ)なので、 もし自分の家の近くに釣り場があってもちょっと釣りをするのは恥ずかしいかもしれない。

近所の人に「ちょっとちょっと、あれ柿之介さんとちゃう?あんな汚い川で釣りしてはるわ。 変わった人やなぁ。友達おらんのやろねぇ。きっとああいう人が変な事件起したりするんやわ」

などと陰口を言われそうで怖い。


(業務連絡)
ハセやんは大丈夫やから、気にせず新規ポイント開拓しといてね。



手羽先で満腹の腹をさすりながら、ハセやん一押のポイントに入ったのが21時ごろ。
4人でジッターバグをポコポコ引きまくるがたまにパシュという小さなアタリがあるくらいで、 どうも思っていたより反応が悪い。

ハセやん:「最近雨が降ってないんでちょっと反応悪いですね。 でも移動しながら探っていけば、どこかにいいところがあるとは思うんですけどね」

ということで、川をどんどん下っていく。

下っていくといっても、あまり使われていない農道のような道なので、 草が生い茂り真っ暗な中を歩くのは結構不安。

蛇が出てきたり、犬のウンコを踏んだりという危険がある。

しかしこれも、昼なら色々なものが見えるので余計に踏み込みにくいが、 真っ暗だと何も見えないのでそのうち慣れて気にならなくなった。


一度僕の目の前をヌートリアが横切った。

急いでカメラを出そうとしたが、間に合わず、ヌートリアはゆっくりと川に入って見えなくなった。
かなり接近していたので、写真を撮りたかったのだが・・・、残念。



さてナマズの方は、たまにバシュッとでるものの、なかなかヒットしない。
それでも去年に比べれば出るだけまし、と思いながらずんずん歩いて行くと、ついにメガ長にヒット!


ようやく姿を見せたナマズにみんな喜ぶ。










かなり下流まで来てしまったのでそろそろ車の場所まで帰ろうかと話をしていると、今度はヤスがヒットさせた。







どうやらこの日のポイントを見つけてしまったようだ。
その後は結構頻繁にバシュッという音と共に水しぶきが上がる、という状況になり一同活気づく。











一通り攻めて、ナマズのアタリも遠のいたとき、一人だけ無口な男がいた。








σ(-_-)





なんでじゃ〜、なんで釣れんのじゃ〜!

いや、全く釣れなかった訳ではない。

釣れたよ。釣れたけど、途中で落とした。

あれってOK?ダメ?

OKでもいいと思うなぁ。

ゴルフでもホールに入ってないのに「はい!OKです〜」 ってのがあるし・・・。


と頭の中ではいろいろ考えることがあるが、やはり現実問題として、写真の一枚くらいは撮っておかなければいかんだろう。




でろでろでろでろ・・・




と呪文を唱えながらジッターバグを引く。




ゴボッ




老人の咳のような音とともに手元にアタリが伝わった!




え〜い、ヒット〜!




それからはバラさないように慎重にやりとりし、草むらに抜き上げ成功!








第二種目制覇!よかった〜 釣れて^^;




この日の釣果としては、

メガ長3匹
ヤス2匹
ハセやん2匹
柿之介1匹


僕は、言い訳ではないが、釣りあげる途中で落としたのが3匹もある。
ナマズを道路にベシャッと落とすと可哀そうだなぁ・・・という優しさから、抜きあげる場所を迷ったためである。

言い訳ではない。 けど、一応言っておいてもいいだろう。




さあ、無事ナマズも釣れたし、釣れた以上に(アタリが多いので)釣った気になったし、 そろそろ帰ろう。

明日は朝ゆっくり寝てからティラピア釣りだ。



ティラピア釣り





真水

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