ペンタックス Q
ちょうど一年程前、ペンタックスから世界最小のミラーレス一眼が発売されるということで、話題になっていた。 各社よりミラーレス一眼が次々に発売され、それぞれそこそこの人気、売れ行きを顕す中、ペンタックスが送り込んだ刺客。 しかしその実態は、撮像素子にコンパクトカメラ並みの1/2.3型CMOSを使ったマニアックなカメラで、画質は期待できないと 散々ネットでたたかれ、「超高価なトイカメラ」とも言われていた。 それでもマニアックな人には受けたようで、それなりに人気もあったようだが、当時ダブルレンズキットが8万円くらいし、 「欲しいな」と思った僕もさすがに躊躇した。 時は経ち、2012年10月。 後継機種となる新製品ペンタックスQ10が発売。 マイナーチェンジを施され、価格見直し(安くなった)された新製品は、100種類のカラーバリエーションなどの 売りもあったが、機能的には大差ないように思われ、また見た目は初代の方が格好いいような・・・。 そして型落ちとなった初代Qは価格も底値となり、ダブルレンズキット36000円(価格コムの最安値)! ポチッ ( ̄0 ̄;アッ 色は白が欲しかったので最安値では買えなかったが、代引送料込みで39000円。 さて、使ってみた感想。 これをミラーレスといって良いのかどうかわからないが、レンズ交換式のデジタルカメラとしては圧倒的に小さい。 さらにレンズも小さい。 画質は・・・、たぶん普通のミラーレス(APCサイズ)と比べるとだいぶ劣ると思われるが、最近のコンパクト デジカメと比べるとかなり良いのではないだろうか。 撮影における設定項目は、そのまま一眼レフ。 細かいところまで設定できて、いろいろ弄れる。 アートフィルタが豊富で・・・、といってもこのあたりには興味はない。 ・・・と思っていたら、これが結構面白いかも。 銀残しとかソリッドモノカラーとかクロスプロセスとか、なかなか雰囲気の良い写真になったりする。 僕は動画はあまり撮らないが、これらのアートフィルタは動画でも使えるので、そちらもまた変わった感じの動画になる。 メカ的にも触ってうれしい部分が多い。 前面で強い自己主張をしているダイヤルや、ぴょこんと飛び出るポップアップフラッシュ。 おもちゃと言えばそれまでだが、こういうところを愛でる人も多いんじゃないかなぁ。 あと、ちょうど買うタイミングで、新しいファームウェアが公開された。 Ver1.00 → Ver1.10 にバージョンアップすると、AFがだいぶ速くなった気がする。 そんなこんなで、まだあんまり写真自体は撮ってないけど、面白いカメラです。 購入時期:2012年11月 2012年12月 記 参考) メーカーページ pentax Q top |