平城京遷都1300年祭 710年、奈良に平城京が遷都されて今年で1300年。 県をあげての「遷都1300年祭」がいよいよ始まった! とはいえ、奈良に住む者の一人として言わせてもらうと、なんと地味なことか。 今年の正月、カウントダウンはあったらしいが、その後も「え?なんかやってるの?」といった感じ。 奈良らしいといえば、奈良らしいが、たまたまとはいえ祭りのキャラクター「せんとくん」が全国区になったのだから、 もう少しなんとか商売に繋げて、地方自治体として金をもうけて、借金を返してもらいたいものである。 ・・・と思っていたら、ゴールデンウィーク頃からイベントもはじまり、全国ネットのテレビでもバンバン紹介されるようになって、 「今年はやっぱり奈良ですねぇ」などとコメンテーターがあおっている。 さて、実際はどうなのかということで、ゴールデンウィーク平城旧跡のメイン会場に行ってきた。 道路がそれほど混んでいなかったのでたいしたことなかろうと思っていたけど、 すごい人! 大人気! 道路に関しては、パークアンドライド(周辺に大型の駐車場を設定してそこからバスで会場まで運ぶ)が成功しているようだ。 で、実際のイベントの内容はというと、やっぱりそれほどでもない(笑)。 遣唐使船(見学有料)と大極殿(見学無料)がメイン?あと天平衣装体験も人気だったかな。 まぁ会場はここだけではなく県内いろいろあるし、有名どころのお寺で特別拝観なんかも行われているようなので、 歴史の好きな人の興味は引くかも。 平城旧跡の会場にかぎっては、人は大勢いるけどなにしろ会場全体が広いのであんまり混んでいるようには感じない。 天気もよかったのでのんびりと外を歩く、、、といった感じ。 ただ、今後真夏になったりすると、熱射病で倒れる人がでるかもしれないので、注意注意。 2010/6/5
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