朱雀門 ウグイスが鳴くのは京都の平安京。 いい国作るのは、鎌倉幕府。 では、奈良の都は? 歴史があり、お寺が多く、地形も盆地・・・、と共通点の多い「奈良」と「京都」だが、とかく奈良は「京都のついで」にされることが多く、京都・奈良の修学旅行なども宿泊は必ず「京都」となってしまう。 派手なお寺が多い京都にくらべ、全体的に黒っぽいお寺が多い(?)奈良は、観光地としては地味なのだろうか。 さて、朱雀門。 これは、法隆寺の五重の塔や東大寺の大仏さまとはちがい、平成十年に建てられたごく新しい名所である(だからというわけではないが、少し派手)。 建てるときは数億円を費やしたとか言っていたので、「高い金かけてそんなもん建ててどうする気や。」と思っていたが、そこそこ人が見に来ている様子。 門以外ほとんど何もなく、見にきた人には「ふーん、それで?」といわれそうなシロモノではあるが、平城京跡の広い原っぱにドカンッと建っているその姿は、少しだけ1200年前の都を想像する手助けをしてくれるかもしれない。 まぁ、個人的にはわざわざ見に行くほどのものではないと思うが、天気のいい日は子供連れの家族がキャッチポールをしたりとのんびりした雰囲気の場所なので、時間の余ってる人は行ってみてもいいのでは? 見るのは無料。駐車場あり。 ボランティアで歴史的な説明をしてくれる人もいるらしい。 そうそう、平城京は ナント立派な平城京!(710年遷都) と覚えると覚えやすいよ。 2006/03/11
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