GW釣行第三種目「ティラピア」

2009年 5月 4日 曇り





ティラピア
もともとアフリカと中近東に分布したが、食用にするため世界各地の河川に導入された。
雑食性で淡水、汽水の様々な環境に適応するが、冷たい水には棲まない。(ウィキペディアより)




ナマズ川よりさらに街の中を流れる川で昼間に釣りをするおっさん4人。

しかし、この川はティラピア釣りでは有名らしく子供や若者も大勢竿をだしていたので少し安心。

ただ、魚を釣る・食べる、だけでなく、飼育するのも好きなヤスが、例によって持ち帰り用のクーラーボックスを 持ってきているので、かなり目を引く。
通行人の「こいつらこんな川の魚を食うつもりか?」という視線が痛い。


さて川を覗き込むとティラピアらしき魚が大量に群れている。
中には40センチくらいありそうなランカーもいる。

ハセやん:「冬はもっと塊になって群れてたんですけど、だいぶ散ってしまいましたね」

もともと熱帯の魚なので冬になると少しでも水温の高いところにかたまるらしい。

とはいえ、これほど大量にいるのだから楽勝だろう。
なんといっても今回はルアーにこだわらず絶対捕獲の体制で、ミミズまで持参した。

それでも一応最初はワームを投げてみる。



・・・完全無視。



そうなれば、早い段階でのミミズ投入を検討しなければならない。


メガ長:「生エサでも釣れんとは!」

あ、メガ長は一投目からエサ釣りですか ( ̄。 ̄)



こちらも早速ミミズ投入。
しかし、これも完全無視。
こりゃ〜、手ごわいぞ。

大きいサイズはかなり賢そうなので、チビを狙うため、どんどん仕掛けがせこくなっていく。
メガ長は「競技用キス」(ハリ)を使っていたが、それでも釣れない。
何かつつくようなあたりはあるのだが、全然ハリがかりしないのはどうしてだろう。


そのうち、やっと僕の竿に手ごたえがあった。


柿之介:「釣れた釣れた!」





第三種目制覇!いや〜苦労した。


それにしてもあれだけ群れていて全然釣れんとは余程スレているのか、他に何か理由があるのか・・・。

釣れた魚はミニサイズだったが、生かして持ち帰るには小さい方が扱いやすく、ヤスは喜んでいた。


その後、ヤス本人も執念でミニマムサイズをゲット。




※注 画像でぼかしを入れてあるのは、別に秘密があるわけではなく、
単にミミズのエグイ姿をさらさないようにしただけです。




16時ごろ、これ以上やってもめぼしい展開はないと判断し、撤収することにした。
とりあえずはベースキャンプのハセやん家に戻る。


柿之介:「さーて、黄金週間も終わったな。どうやって帰ろうか」
ヤス:「そうやねぇ。下手に動くと渋滞でえらい目にあうかも知れんからなぁ」
メガ長:「僕は時間を潰して夜中に帰ることにします」
柿之介:「ふーん、時間を潰すということは、もしかして?」
メガ長:「ちょっとだけ、やって帰ります」


ということで、夕食後もう一度ナマズ釣りへ!


・・・行くつもりだったが、強烈に眠たくなってきた。

そういえば、数時間づつ睡眠はとっているものの、トータル時間として睡眠不足には違いない。

「ちょっと寝てからにしよう」と誰からともなく言い出し、布団へもぐりこんだ。




ガサゴソガサゴソ

物音で目が覚めた。

柿之介:「あ、ヤス起きてんの?」
ヤス:「今起きた」
柿之介:「今何時?」
ヤス:「・・・0時半」



それでもそこからナマズ釣りに出発。



前日好調だった場所に直行して、サクサクッと釣って帰る予定。

柿之介:「よーし、一投目が肝心!」

みんなそれぞれ一番有望そうな場所に急ぎ、キャストを開始。



しかし・・・沈黙。



たたき過ぎたかな (-.- )

何度かバイトはあったものの一度もヒットせず2時ごろ終了となった。





〜 総評 〜

今回の釣行はシーズン的にはナマズに照準を合わせたものだったが、とりあえずそのナマズがよく釣れた (少なくともバコッという音はたくさん聞けた)ので、満足のいくものだった。
個人的には、チヌ・ナマズ・ティラピアと対象魚三種をすべて制覇した(全て1匹というのが寂しいが・・・)ので、 一応目標達成と言えるだろう。




それにしても、アンバサダーのドラグの緩さは困ったもんだ・・・。





























真水

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