久しぶりのオフショア

2003年9月6日 晴れときどき曇り


かなり不安な出船前


例によってヤスからの誘い。
「今度の土曜、赤羽根行かへん?」


3日3晩悩んだ末、決死の覚悟で行くことにした。


赤羽根といえば2年前、ヤスに連れていってもらい、ハマチ・カンパチ(ちょっと小さいけどね)が大漁だった場所。
その後食べた刺身も美味く、すばらしい釣り体験。

ただ・・・。

あの時、
魚は釣れたが、常に吐きながら釣るという過酷な状況であり、
僕の普段の釣りではめったにお目にかかれない大物がたくさん釣れた嬉しさと、
腹の中のものをすべて吐き、胃液さえ吐いているのにまだ容赦なく襲う不快感と、
下船した後もなお、地面が揺れている幻覚と、
刺身・唐揚げの美味さと・・・。

とにかく、いろいろと印象深い釣行だった。


船酔いは辛い。しんどい。怖い。
車酔いなら途中で降りられるが、船では泳いで帰るわけにも行かない。
じっと我慢するだけの地獄の時間。

そのことがわかっていながらも、今回行くことにしたのは、
「やっぱり釣りたいから」

決めたからにはしょうがない。
内臓吐いても魚を釣るぞ!


つづく



注) ここでは、ハマチ・カンパチといっているが、サイズは35から40センチ程なので、 人によってはツバス・シオ、になるかもしれない。まぁ、その辺はご勘弁を。


塩水

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