・・・サバ

2005年5月29日 晴れ 波少々





今回はヤスと二人、シーバスとマダイを釣りに愛知県へ行った。
行く途中、お腹が空いたのでコンビニで「イカフライ弁当」を購入し、運転するヤスの横でガツガツ食べた。


ヤス コンビニ弁当は・・・あかんのとちゃう?
柿 え?臭い?ごめん
ヤス いや、それもあるけど、今日の海はベタ凪っていうわけでもなさそうやよ。
柿 まぁ弁当くらい大丈夫やろ。まだまだ船に乗るまで時間があるし。
ヤス それ、かなり胃にもたれそうな弁当やなぁ。
柿 確かに・・・。ま、まぁ、大丈夫やろぅぅ・・・


6時出船で船中8人。

ポイントに到着するとすぐ、シーバス狙いならコレという感じで「シーフラワー」を投入する。
程なくしてヤスが中型シーバスを釣ったので、「お!いけるぞ!」という雰囲気が船の中に充満したが、その後はなかなか魚の顔が見られない。
10時近くになっても、釣れたものといえば、小ぶりのガシラくらいなもので、船全体に 「これはヤバイ」という空気が流れはじめた。
船長もそれを感じてかポイント移動にかなり積極的なのだが、どこにいっても芳しくない。
「次、ちょっと走りますねぇ〜」と言って着いた場所は、少し沖目水深30メートルくらいのポイント。

一斉にジグを落とすと、ヤスと柿之介同時にヒット!
やった〜と思ってあげてくると両方中型のサバだった。
その後は入れ食いとまではいかないものの、ぽつぽつとサバがヒットしてくれ、クーラーの中身もにぎやかになってくる。

しかし・・・。

このサバという魚、往生際が悪いというかなんというか、釣り上げられた後、いつまでも バタバタバタバタしておりなかなか締められない。

サバの生き腐れと言われるほど傷むのが早い魚だけにしっかりと締めて帰りたいが、バタバタバタバタ・・・が収まるのをまっていても一向におとなしくならないし、 手で押さえつけてもバタバタをやめないので包丁の先が上手く定まらない。

ほんまにもう、こいつは〜

と苦戦しているうちに、やってきました船酔いが。

乗り物酔いはどんなものでもそうだが、下向いて何かするのが一番悪い。

このサバ締め作業では、

下を向く and サバの匂いを嗅ぐ

という悪条件が重なってしまう。

ぐぅ〜、これはヤバイ〜

と思ってヤスに助けを求めると、
ヤスはヤスで「腹が痛い」といって便所に閉じこもってしまった。


「ああ、もう13時やし、もうちょっとで終了時間や。
あと少し我慢したら陸に帰れる。今ジグを落したら高確率でサバが釣れそうやけど、釣ってしもたら、針をはずさんとあかんし、そしたら下向かんとあかんし・・・。
あきらめて、おとなしくしとこ。周りでマダイでも釣れたら、ゲロ覚悟で釣りしよ。」

と心に決めて40分程 虚空を見つめていたが、周囲でマダイが釣れる気配もなく、14時過ぎに船長から「本日終了!」の声がかかった。


いや〜、今回は危なかった。もうちょっとでゲロ吐くところでした。
波はそんなになかったのに(うねりは少しあった)なんで酔ったんかなぁ。
まぁ最近少し調子がいいというだけで、もともと船には激弱やから、仕方がないけど。

寝不足と、サバと・・・、イカフライ弁当かなぁ


本日の釣果(柿之介)
サバ 30cm〜40cm 10匹
ガシラ 小小 1匹











塩水

top