極寒の忍耐クルーズ

2006年2月5日 曇りのち晴れときどき雪




0時半ごろヤスが柿之介宅に到着。

ヤス 「いや〜、寒いなぁ〜。でも波はなんとか行けそうやな。」

柿之介 「波ないんか。それはよかった。それにしても寒いなぁ。この前まで暖っかかったのにな」

ヤス 「まぁそれでも着こんで行けば大丈夫やで。」

柿之介 「どれくらい着こんでんの?僕は基本的にこの上にカッパ着るだけやけど」

ヤス 「ははは。・・・ ・・・ ・・・ ・・・ ・・・ え?・・・ ・・・ マジ??」

柿之介 「うん、ヤバイ?」

ヤス 「それは・・・ ・・・ たぶん・・・ ・・・ 死ぬと思うけどな。」




今回は、ポッツさん・ポッツさんの親戚の方・福鱒さん・ハセやん・ヤス・柿之介の6人で参加。

待ち合わせ時間に待ち合わせ場所で顔を会わせる。

それにしてもむちゃくちゃ寒い。いくら2月といっても、これは寒い!

ハセやん 「え、柿之介さん、その格好で乗るんですか?死にますよ。」

僕も日本人の端くれ、冬が寒いのはわかっているので、一応策はある。
今回は体中に使い捨てカイロを貼るつもりでもってきた。

胸に2個、背中に2個、腰に2個、ふくらはぎに2個、腹に2個、、合計10個。
プラス、ハセやんからもらった靴用カイロ(片足に一個づつ)。




7時出船。

これだけカイロを貼ったら暑いくらいかと思ったが、まだ寒かった。
先が思いやられる・・・。

ポイントに着いた。

とたんに風が出てきた。

手袋から出ている指先が痛い。

しかし、釣らねば。
なんといっても半年ぶりの釣りだ。

シャカシャカシャカシャカ・・・・。



うむぅ、寒い。
風も波も強くなってきた。

シャカシャカシャカシャカ・・・・。



着ぶくれ、カイロ貼りぶくれで体が重い。


うーん、だんだん・・・これは・・・。

少しキャビンで休むことにする。


のぁー、狭い。
地底にもぐるような圧迫感。


いかん、、いよいよ・・・。


キャビンから出る。


船べりから顔を突き出す。


ゲロゲロゲロ・・・。



ハァー、半年前も吐いてたなぁ、あれは日本海だったか。


その後、まったく回復することはなく、狭いキャビンで吐き気と戦い(たまに負け)ながら過ごした。


他のメンバーが、釣れたのか釣れなかったのかすらあまりよく知らない。

結局、半日ほどの釣りの間中、ジグを落としたのは10回程。
もちろん魚など釣れるはずもなく、ついに「ジギング初ボーズ」を食らってしまった。

下船後釣果を聞いてみると、ポッツさんが3匹で竿頭。
他のみんなは仲良く1匹づつということで、なかなか厳しい状況だったようだ。



その後、少し遅い昼食を高速道路のサービスエリアでとりながら、しばし歓談。

といっても僕はほとんど釣りをしていないので話題にも入れず、黙々と大盛りの「豚すき丼セット」を食べて弱りきった胃をさらに痛めつけた。






次回はどこに行こうかなぁ〜、波のない暖かい海がいいなぁ〜 (T.T)










塩水

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