エギング のはず・・・ 〜若狭大島〜 2006年10月9日 晴れ 途中で通った琵琶湖は真っ平ら 午後出船ということで、朝7時柿之介宅を出発。 今回は、ヤス号に柿之介、モッちゃん号にメガネ君と二手に分かれて日本海を目指す。 天気は快晴。 気持ちのよい秋晴れの空が続き、風も無い。 柿之介 「これで波が無くて、イカが100匹ほど釣れたら言うことないんやけどなぁ」 ヤス 「船長が大丈夫やってゆうてたから大丈夫ちゃうかなぁ。イカ100匹は無理やろけどね」 途中、山道で崖崩れのため少々迂回したが、程なく福井県に入った。 モッちゃんメール 「餌いりますか?」 柿之介返信 「いらん」 メガネ君メール 「今、チラッと外海が見えたんですけど、えらい波です。大荒れです!」 柿之介返信 「!!!(戦意喪失)」 到着してみると、先に着いていた二人が微妙な笑顔でこっちを見ていた。 彼らも船には強くない。 メガネ君 「船長に聞いてみましたけど、やっぱり波が高いらしいですわ」 柿之介 「え、中止?」 モッちゃん 「いえ、出るらしいですよ」 ヤス 「そらそうやろぅ。これくらいなんともないよ」 まぁ見た感じ、天気もいいし、風もないし、湾内は穏やかやし、問題なく行けそうな気もする。 船長と話をしようとすると、 船長 「うーん、波は高いな。さ、行こか!」 と、あんまりしゃべりたがらない。 仕方がない、行くか。。 出船! 湾内は穏やか。 湾口は・・・、 ああ、来なければよかった・・・ 船長、そのまま、湾から外へ突撃! 波長の長い大きなウネリがいくつも連なる。 岸際でそのウネリが砕け散り、大迫力の白い泡となる。 基本的に僕は泳げないので、非常に怖い。 柿之介 「(ああ、どこまで行くんやろ。湾内でええのに・・・)」 しばらく走り、やっとこさポイントに着いたころには、イスにしがみついている腕がだるくなっていた。 船長 「そしたらこの辺でやってみて〜。60m」 前後左右に大きく傾く船で、僕は10回ほどジグを落とした。 そして、力尽きた・・・。 今回のファーストゲロ解説 色は、マットなこげ茶色。比重は軽いらしく固まっていつまでも漂っていた。 原料は、ミニストップ謹製「ベルギーチョコレートのソフトクリーム」。 ところどころまじる黄色と白のツブツブは、その前に食べた朝マック「ソーセージエッグマフィン」の玉子と思われる。 さて、4時間が経過した。 僕のあと、メガネ君、モッちゃんも船酔いに倒れたが、ヤスは全く意に介さず釣りを続けている。 僕は4時間以上吐きっぱなしで、すでに胃は空っぽ。 吐いてもなにも出てこない。 ヤス 「船長!もう十分釣ったんで、イカ行きますか!」 そう。 僕は釣りをしてないのでもちろん何も釣れてないのだが、ヤスは40センチ級のハマチが入れ食いだったらしい。 が、そのときの僕にとってそんなことはどうでもいい。 イカ釣りということは、浅場。 浅場ということは、湾内か。 それなら、波もないかも・・・。 と思ったのは甘かった。 どうも湾内では釣れないらしい。 外の浅場ポイントに向かう。 到着・・・・する前に、僕らの目に映った光景は、 津波のような高い波がいきなり発生し、岸際をなめるように移動。 砕け散る波頭と横から押し寄せる大きなウネリ。 とにかくもう、むちゃくちゃですわ。 写真では全然分からんと思いますが。すごかったんです。 船長 「あれでは、近づけんなぁ」 仕方がないので、少し沖でやってみたがオモリをつけても釣り難そうだった。 ついにその場をあきらめ、最後にダメもとで・・・と、湾内の波がないところで短時間やってみたが、イカの気配すらなく、本日終了となった。 今回の釣果 ヤス ハマチ・シオ・サワラあわせて30匹! モッちゃん ハマチ等10匹くらい(?) メガネ君 ハマチ3匹 柿之介 サバフグ(小小)1匹 ←最後にエギに引っかかってきた。 今回に限って言えば、釣果は釣りをしていた時間に比例している。 港に帰ってきて道具を片付ける時、 「あ〜、ほんまに何しに来たんかわからんなぁ〜!」 といいながら僕が投げたエギに、コウイカがヒット! うーん、最初からここで釣りしてたらよかったのでは?? |