サワラ爆釣 のはず・・・ 〜 丹後 〜

2006年10月15日 晴れ





しばらくすると、後ろの人がサゴシを釣った。

まったくいないという訳ではなく、単独でフラフラしている「はぐれサゴシ」がいるらしい。
しかし、確率はかなり低い。
こうなればもう、サゴシをあきらめ、小アジ釣りに専念したいところであるが、サゴシフィーバーの幻想に惑わされアミエビを買ってこなかったため、なすすべがない。もちろん虫餌もない。

僕がヤル気度30%でエギを投げていると、目の前に小ぶりのボイルが起こった。
チャーンス!
ということでヤスにも知らせ、ジグを投げるが反応無し。

柿之介:「今日はもう、あきまへんな」
ヤス:「そうでんな」

と、ご隠居風に諦め感を語っていると、何かがヤスのミノーにヒット!

ヤス:「やったー、坊主逃れた〜!」

坊主を逃れたのはうらやましいが、釣れたのはサゴシではなく「ダツ」だった。


いかん、このままでは坊主になってしまう。

仕方がないので僕は餌釣りを始めた。
といっても餌がないので足元に落ちているオキアミのカケラを拾う。
他の人に見られると恥ずかしいので、コソ〜っと拾うのが余計に侘しい。

胴付き仕掛に拾った餌をつけ、釣りをしているとミニカワハギがすぐに餌をとっていく。
何度か餌をとられているうち、拾う餌がなくなってきた。
使えそうな餌はこれが最後、というときやっとシマシマの変な魚が一匹釣れ、何とか僕も坊主を逃れた(?)。

さて、魚が釣れず、釣りのバリエーションも限られ、ポカポカと良い天気・・・ということで、ダレ〜っとした雰囲気の中、「せっかく遠いとこまで来たけど、もう帰ろうか」と言っていると、ヤスのルアーに本命のサゴシ(小)がヒット!

それを見て一瞬二人とも本気で釣りをし始めたが、案の定はぐれサゴシだったらしく釣れ続くことはなかった。


最終釣果
ヤス:ダツ1、サゴシ1
柿之介:不明魚1


帰りは琵琶湖博物館に寄り、先月買ったデジカメで水族館の魚たちの写真を200枚ほど撮ってきた(こっちが本命?)。







塩水

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