マダイフィーバー真っ只中!

2007年 8月 13日 晴れ




プロローグ?はこちら

さてヤスのイビキとハセやん犬の攻撃を受けながらもなんとか5時間程の睡眠を確保し、3時に起きた。
風は・・・強い。

3時半、ハセやん家を出発。
最近のお気に入り「ポンジュース」をコンビニで買い、アネロンを流し込む。

途中、天才釣り少年?(小4)を拾って港に着いたのが5時。

みんなでタックルを準備中、ちょっとトイレに行って帰ってくると・・・。




すごい鳥フン!



ハセやん: 「違うんですわ〜、ヤスさんが古い日焼け止めを開けようとしたら、爆発したんです!」

よく見ると、ヤスの顔が一番ひどく飛び散ったらしく、それを手で延ばしているところだった。
いや〜、どれだけ古いか知らんけど、爆発するもんなんやなぁ〜。


しばらくすると、船が到着、次々にお客が乗り込む。
風は・・・ますます強い。

船長: 「ちょっと風ありますけど、今日も喰いはいいと思いますよ」
柿之介: 「なんとか1匹釣りたいですけど・・・」
船長: 「朝イチで喰いますからね。バンバン上がりだしたら船酔いなんかしてる暇ありませんよ」
柿之介: 「そ、そうですか。そしたら朝イチの元気な内に!!」

船長はそうとう自信があるのか、タモ網をそこら中にばら撒いている。


いざ!出船!

やはり波風があり、その分船はゆっくり進む。
本当はキャビンに入ったほうがいいのだろうが、あんな狭いところに入ったら最後、出てこられなくなるのは分かっていたので、トイレの前の、一番波をかぶらなそうなところに陣取った。

バン、バン、ザッパーン、バラバラバラ・・・。

ヤスと僕はずぶ濡れ。
強風のため、寒くすらある。


40分くらい経ってやっとポイントが見えてきた。
いや、ポイントは見えないが、たぶんあそこがポイント!という船団が見えてきた。この辺りの船が全部一箇所に集まったかのような光景。

「いや〜、キャビンに入っててよかった!」と言いながら出てくるハセやん。




しかし、一緒にキャビンに入っていた天才釣り少年の様子がおかしい。
やはりあの波のなか、狭いキャビンで酔ってしまったようだ。
船酔いの苦しみを一番よく知る僕は当然、「かわいそうに!!」と思ったが、他人に同情している暇はない。自分の残り時間が少ないことも、一番よく知っている。

柿之介: 「ここはなんとしても、2時間以内に鯛を釣らねば!」


いよいよ釣り開始!
間近に迫る他船では既に鯛が上がっている様子。
ちょっと焦るが、なかなかこちらの船ではヒットの声が聞こえない。

そしてついに!
ヒット〜!


船長: 「え?柿之介さんヒット?リーダーまで来たら言って。掬うから」
柿之介: 「はーい。せやけど・・・」
船長: 「うん?ちょっと軽そうやなぁ。アジかな」
柿之介: 「(海花110gやしアジじゃないと思うけど、、、エソかな)」

で、結局アジだった。

とりあえず、船中ファーストヒット!(アジやけど)
坊主も逃れた。

その後、ヤスの大サワラばらしやハセやんのサメ?ラインブレイク等があり、船中ではアジや鯛がポロポロと釣れた。

そして・・・。
1時間ほどたったころ、隣の人が吐いた。
柿之介: 「(やった。この人には勝った!)」

2時間ほどたったころ、トイレに行きたくなった。
でも本当は行きたくなかった。
でも仕方ないので行った。
トイレから出て来て、、、案の定おもいっきり吐いた!
(船酔いに狭い場所は厳禁!)

今日は朝食は食べなかったので、出てきたものといえば綺麗な黄色のポンジュースのみ(ペースト状)。

船酔い暦も長くなるとタイムリミットの読みが正確になるなぁ。

柿之介のお盆の釣りはここに終了となった。


朦朧とした意識の中、目や耳に入ってきた情報を整理すると、このあと、



↑こんなものや、



↑こんなものが釣れたらしい。

カタクチイワシの群れがあり、鳥山がたってその下に鯛がいたとかいないとか。
船酔い仲間の天才釣り少年は、時々回復し竿を握り、最終的にはアジを2匹釣ったそうな。

船中の釣果は、マダイが9枚、その他アジ、ガシラ、マゴチなど。
すいませんねぇ、船長。戦力になれなくて・・・ (ノ_・。)



思えば今年は、
ナマズ・・・スレ1
テナガエビ・・・極小4
鯛・・・0(アジ1)

という全敗のお盆だった。

ま、いいときもあれば悪いときもあるわな。





さあさあ、もう後は食べることしか残っていない。
他人の釣った魚でも美味ければよし!
鯛とアジ、料理のほうよろしく!ハセやん。











ごちそうさまでした (^人^)




塩水

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