そしてまたイカ

2008年 10月 5日 曇り時々雨








オーストラリアに国外逃亡していたヤスが帰国し、第一戦目となる今回は三重県の筏で五目釣り(イカメイン)&バーベキュー!
午前一時、ヤス・メガ長・モッちゃんが柿之介宅に迎えに来てくれて出発。 途中伊勢道のサービスエリアでハセやん組と合流する。

ハセやん:「肉も野菜もたっぷり持ってきましたよ」
柿之介:「おお!今日の楽しみはそっちの方やからなあ」
ハセやん:「肉は2キロ以上ありますから、柿之介さんでも腹いっぱいになるでしょう」
柿之介:「いやいや、そんなに食わんから」


途中、朝ごはんを買うためコンビニに寄ったら、入口が虫だらけ。
よく見ると緑色をしたカメムシの大群だった。

店の人:「これでもね、今日はマシな方なんです。すごいときはスゴイんです。クサイんです(T_T)」

かなり困っているらしい。

僕たちは「大変ですねぇw」と無責任に相槌を打ちながら記念撮影し、コンビニを後にした。






柿之介:「それにしても天気は大丈夫かなぁ」
ハセやん:「大丈夫ですよ。もし雨が降っても屋根ありますから」
柿之介:「ほう!筏に屋根があるんか〜。すごいなぁ。」
ハセやん:「屋根ってゆうてもテントみたいなもんですけどね」

天気が心配といっても今回は筏なので船酔いの心配はない・・・、と思う。

柿之介:「あれ?何食べてんの?」
メガ長:「いや、一応飲んでおこうと思って。酔い止めの薬」
モッちゃん:「そらそうですよね。普通飲みますよね」


うーん、ちょっと不安・・・。


5時15分、真っ暗な中、船は出発。
波なし風なしの最高条件。
そして筏に着いた。

船頭:「イカはこっち方向、五目ならあっち方向」

一応ポイントもあるらしい。

みんな黙々と準備をする。
釣り始めは何となく釣れる気がして焦ってしまう、ここらへんは釣り人なら誰しも理解できる心境だろう。

最初にキャストしたのは、さすがに早い!「ハセやん」。
しかも、

「よっしゃ〜!」

一投目からヒット。
少々小ぶりながら早速のイカゲット。

僕もやっとファーストキャスト。
焦る気を抑えながら底をとる。

薄明るくなってきたのでラインも見えるし、風がないのであたりはとりやすそう。

あ、今、糸がふけた!

ビシッ

ゆるゆるとは言え、ドラグまで鳴らして上がってきたのは結構良いサイズ(僕的に)。





2人がワンキャストで仕留めたのをみて、他の皆さんも眼の色が変わり、集中力120%。

「あ、あたった!」
「あ、引っ張ったのに乗らんかった!」

との声が聞こえる中、ハセやんふたたびイカゲット。
しかしスカリに入れる際、油断したのかまともに被爆。

ハセやん:「よかったですわ〜、水で」





いや〜、完全な水ではなかったみたいやよ^^





そしてヒットは続く。







このペースならバンバン釣れるかと思いきや、やっぱりいつものパターン。

ヤス:「釣れへんなぁ」
メガ長:「あたりも無くなりましたね」
柿之介:「朝ごはんに、肉 焼いてよ」


そしてひとり、ふたりと餌釣りに流れ出した。
しかし、さすが餌釣り。さっそくサビキに20センチほどのアジ、胴突き仕掛けに(小ぶりながら)カワハギがかかってくる。







そんな中、前方に小ボイルが発生。
魚種が確定できないまま、僕とハセやんがジグ、ヤスがバイブレーションを投げるが、釣れない。

しばらくして、僕のジグに何か長い魚がついてきた。

柿之介:「なんか細長い魚がついてきたぞ」
ハセやん:「ダツと違いますかねぇ」
柿之介:「あ、そういえばそんな気もする」

と言っているところに

柿之介:「ヒット!!」


上がってきたのは、ダツではなく、メッキ。





実はメッキは前から釣ってみたかった魚種の一つで、釣りあげるのはこれがはじめて。
想像していたより引きが弱かったが、釣れてうれしい。

ヤス:「いいなぁ〜、メッキ釣りたい」

メッキは群れで回遊するので釣れるときはバタバタ釣れる、、、と思ったのだが、これがまた全然釣れない。
群れが小さいのか、既に去ってしまったのか。

しかしついに、しつこく投げ続けていたヤスに魚がヒット!

ヤス:「わーい、やった〜、メッキ・・・、、ん?」



今度はダツでした。




柿之介:「やっぱりあの細長い魚はダツやったんやなぁ」

魚の正体がわかってすっきりしたところで、

柿之介:「それじゃ、そろそろ焼肉の準備を・・・」
ハセやん:「いやいや、まだ9時ですから」
柿之介:「まぁまぁ、そうおっしゃらずに」
ハセやん:「こんな朝っぱらから焼肉食べるんですか?」
ヤス:「焼肉の用意があるのに、サンドイッチ食べるのもねぇ」


という訳で、朝食の準備が始まった。



炭火の番をする ねずみ男



肉の前に、まずはイカを。





刺身のほかに、フライパンでバター醤油炒め





そしていよいよ焼肉!






真夏と違って涼しいので食も進む。

しばらくすると少年とヤスは早くも満腹の様子で、釣りを再開しだした。

ハセやん:「どんどん食べてくださいね。この分だとかなり余りそうな・・・」
柿之介:「大丈夫。余りません。」


最後まで残った僕とメガ長。

ついに最後の一切れを口に放り込み、完食!

ハセやん:「まさか全部なくなるとは・・・」

しかしさすがに満腹となり、瞼が重くなってきた。
こういうときは、筏は最適。
気候もいいし、ゴロンと横になるとものすごく気持ちがいい。




だが・・・。



ハセやん:「柿之介さん!気持ちよさそうに寝てますけど、もうそろそろ片づけないと船が迎えに来ますよ!」
柿之介:「え!うそ!」

・・・いかん、午後全部寝てしまった・・・。


最後に今回「も」出番の少なかったモッちゃんの写真を撮って、今回の釣りは終了となった。


いや〜、やっぱり船酔いが無いと写真の枚数も増えるなぁ ^^;









塩水

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