手漕ぎボートでアオリイカ


2009年 9月 26日 曇りのち晴れ ただし強風









一週間前。

柿之介:「イカ釣りたい」
ハセやん:「今度能登へ行きますよ。行きますか?」
柿之介:「能登?一泊?」
ハセやん:「日帰りです」
柿之介:「・・・あなたをアイアンマンと呼ぶことにします」
メガ長:「若狭のボート釣りはどうですか?釣れるかどうか不明ですが」
柿之介:「それにしよう!」


ということで能登の爆釣確実エギングを蹴って実績不明のボートエギングとなった。


兵庫県の端っこ、メガ長の実家に僕の車を止めて、メガ長と二人若狭に向かう。

いままでは僕の家に迎えに来てもらうパターンの釣りが多かったのでそれほどダメージはなかったが、 最近迎えに行くパターンが続き、困っていることがひとつ・・・。


僕の車にはETCが付いていない!


釣りをする人にとって高速道路深夜割引のきくETCは必須、というのが周りの意見の一致するところだが、 なんというかつけるタイミングがつかめなかったというか、これだけ世間に普及した今もまだつけていない。
特に「高速道路1000円」が始まってからというもの、ETC無しで高速道路を使うのが嫌になってきた。
それでも先般の選挙で政権をとった某党は高速道路無料化をマニュフェストに掲げているので、今この時期に ETCをつけるのもタイミングが悪いような・・・。

それでも付けた方がいいと思いますか? (´ヘ`;)



さて。




メガ長:「実はこの前モッちゃんと下見してきたんですよ」
柿之介:「え?下見?でどうやった?」
メガ長:「私が8でモッちゃんが5+アコウとガシラでした」
柿之介:「ふーん、それは微妙な釣果やなぁ」
メガ長:「でも下見のおかげで今日はポイントを絞って狙えますから」
柿之介:「おお!それはありがたい!」


貸ボート屋に到着。

ボート屋:「はよ行かんとあかんで」
柿之介:「え、なんで?」
ボート屋:「風が吹いてくるってゆうてるから。波も出ると思うよ」
柿之介:「またか・・・ llllll(-_-;)llllll」


早速出船。
とはいっても今回は手漕ぎボート。
自分たちで海に浮かべて、よっこらしょと乗り込む。
今のところ風はないが、天気予報が本当であれば急がなければならない。

エンジン担当のメガ長は見かけによらずパワフルで頼もしい。




メガ長:「とりあえずこの前よかったところ回りますよ」
柿之介:「おまかせします」

風が吹くというのが心配なので、一番遠いところから始めることにした。

メガ長:「何かだんだん・・・」
柿之介:「海がうねうねしてきたなぁ」
メガ長:「大丈夫ですか?」
柿之介:「大丈夫、、、ということはないなぁ」


今日はいずれにしても釣りをする時間が短そう・・・。



ポイント到着。

磯場でいい感じ。

そして釣り開始直後に早速ヒット!



顔がでかい?イカが小さい?



かなり小さいが出だし好調!
しかし、うねうねだけでなく、風もだんだん強くなってきて、ラインが流れ釣りにくい。

それでもなんとか連続ヒット!




やっぱり顔がでかい?





メガ長にも!



メガ長:「この前より断然調子いいですよ」
柿之介:「そうやなぁ、この風とうねりさえなければ・・・」

うねりと風は加速度的にひどくなり、このままでは僕の船酔いの心配だけでなく、ボート屋に帰れるかどうかの心配をしなければならないほど になってきた。

メガ長:「仕方ないですね、ボート屋の近くのポイントまで戻りましょう」
柿之介:「そうしましょう、そうしましょう」


ボート屋へ向かって漕いでいる間も風は強かったが、追い風気味だったのでなんとか到着。

他にも手漕ぎボートを借りて釣りをしている人がいたが、1艘2艘とあきらめて帰りだした。

僕らはいつでも帰れるくらいの場所で、まだ粘って釣りを続ける。

メガ長:「釣れました!」
柿之介:「ええなぁ、せやけどもうそろそろダメっぽいなぁ」


船酔いではなく風の話。
普通にボートを止めている状態で波が中に入ってくる。

結局、後ろ髪をひかれながらも9時頃納竿となった。


釣果
メガ長:8匹
柿之介:5匹


ボートを降りたあとも空模様は回復したが、風は一向に回復せず。

不完全燃焼やなぁ、、、ということで、オカッパリエギングをやってみたものの、どこも強風で釣りにくく結局追加の釣果は無しだった。

最初から調子よく釣れただけに、残念。
天候がよくボートで釣りを続けられれば20匹くらいいけそうだったのになぁ・・・。


次回のリベンジを誓い、若狭を後にした。




岸際の様子


空は回復










塩水

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