メバル釣りリターンズ


2010年 3月 27日 晴れ









3月6日に行ったメバル釣りに反応して、メガ長やヤスから「俺も!」との声。



柿之介:「メバル・・・もう一回明日行きたいんやけど・・・」
ハセやん:「ちょうど今やってるとこですが、あんまり釣れません」
柿之介:「あかんの?」
ハセやん:「渋いですねぇ」


ということで一週見送ったが、渋いといっても全く釣れないということではなく、型がかなり小さくてアタリも少し少ない、ということらしい。



で今回、まぁ小さくても釣れるならそれでいいから行く、ということになり再戦が決定した。




ハセやん:「でも満潮が朝4時ごろですね。干潮の間は釣りになりません」
柿之介:「そうか、、、じゃ2時ごろ行けばいい?」
ハセやん:「そうですね。僕はその前に貝取りに行ってきます」
柿之介:「へ?貝?」
ハセやん:「そうです。マテ貝です。こいつがよう引くんですわ!」





話を聞きネットで調べてみた。
マテ貝というのは砂の中の竪穴式住居に居住している二枚貝。
マテ貝採りは、その穴の中に塩をいれ、苦しくなって顔を出したところをすかさずヒョッとつかんで引っぱりだす。
でもあまり強く引っ張ると身がきれて食べるところがなくなってしまう・・・、というものらしい。

マテ貝 (ウィキベディア)


柿之介:「おもしろそうやなぁ」
ハセやん:「おもしろいですよ。来ますか?」
柿之介:「行くわ!」



というわけで、メバルの時合い待ちにマテ貝採りをすることになった。
ハセやんに装備を聞くと、「バケツ、ライト、塩、平らなクワ」とのこと。
平らなクワ??
よくわからんまま、スコップを準備した。

さてメガ長とモッちゃんも直前まで行く予定になっていたが、急遽日本海に出動することになり、こちらからの参加はヤスと僕だけ。
現地では前回に引き続き tatsuさんとそのお仲間にマテ場を案内していただく。

ハセやんと合流し、現地に到着するともうtatsuさんらは準備が終わっていた。
ではでは早速マテ堀に。
総勢7人のオッサンが夜の闇の中、バケツと変なクワをもって浜辺に降り立つ。

柿之介:「平らなクワってそういうもんやったんか」
ハセやん:「スコップだとやりにくいですよ」
柿之介:「そんなん言われても無いわ」
ヤス:「釣具屋で売ってんの?」
ハセやん:「100円ショップにありますね」

お好み焼きのコテを曲げたような園芸用のブツ。

ハセやん:「まぁでもスコップでもできますよ」
ヤス:「それやったらいいけど」

干潟をテクテクと歩き先端付近に到着。
いよいよマテ貝とり開始。

僕とヤスは初めてなのでハセやんの手本をじっと見る。

ハセやん:「こうやって掘ったら穴がありますからそこに塩を入れて・・・」
柿之介:「ほうほう」
ハセやん:「そしたらマテ貝が顔を出すのでそれを捕まえて・・・」
ヤス:「・・・出ないね」
ハセやん:「まぁ全部の穴がマテ貝の穴という訳でもないですから・・・」
柿之介:「あ!出た!」

妙な姿の棒がおもむろにニョキッと出た。
ハセやんはそれをムンズとつかみ引っこ抜き・・・かけたが途中で止まる。

ハセやん:「こいつがなかなか引くんですわ」
柿之介:「引くって?」
ハセやん:「踏ん張るというか、穴に戻ろうとするんですよ」

と言いながらも引っ張り合いに勝ったハセやんは、変な形の貝をバケツに放りこんだ。

これ、おもしろそう!

さっそく僕とヤスもスコップで地面を掘り穴を探し塩を投入。

ニョキっと出た!

そして引っ張り合い。

ヤス:「おお!こいつめっちゃ引くわ〜」
柿之介:「ドラグ緩めとかんとあかんぞ〜w」

夜中の干潟で はしゃぐおっさん達。

しかし。




ヤス:「あかん」
柿之介:「あ〜痛い」
ヤス:「限界やわ・・・」
ハセやん:「まぁ2時間くらいが限度ですかね」

中腰作業は慣れない者にはかなりつらい。
腰がミシミシときしんでくる。

tatsuさん:「そしたら潮も満ちてきたし、そろそろ引き上げましょか」
柿之介:「そうしましょう」
ヤス:「そうしましょう」

それにしても、この収穫高の差はなんだ!
柿之介17匹、ヤスも似たようなもんに対して、tatsuさんチームはみんなどっさりと採っている。
装備の差が大きい(道具+いろいろ工夫)とも思うが、それにしても・・・。
次回までには装備をそろえておこう。


さていよいよ次は本命(?)のメバル。
あんたら元気やな。。とtatsuさんに言われながらも、一応魚も釣っておかねば。

満潮にはまだかなり時間があるので、ラーメンを食べた後、現地で少し仮眠をするつもりだったが、様子を見に行ったハセやんがあっさりとメバルを釣り上げたので、 「いけるやん」ということになり、いきなり釣り開始(ヤスは寝た)。





でも釣れるのは極小サイズばかり。



そこに tatsuさんチームから一人だけ居残りのくまさんがやってきて、
「この辺りだいたい回ってきましたけどぜんぜんダメですねぇ」と言いながら、目の前で良型のガシラを釣り上げ、「では!また!」と去っていった。






おお! (゚ロ゚;) ということでしばらくやってみたが、アタリすらなく、「やっぱりおとなしく時合まで待とう」ということで車に戻り寝た。




2時間後、午前4時前、まさに満潮。



時合到来!



で、颯爽と起きだして釣りを開始したが・・・、イマイチだった (・_・)



今回の釣果(柿之介)

マテ貝:17匹
メバル:少々



ちなみにマテ貝は持ち帰ってバター炒めにしたが、アサリっぽい味、、、かなぁ。
このあたりの感想はあまり自信がない。
個人的には貝ってみんな良く似た味がする。

でもこの貝、グロい容姿のせいで損をしているのは確かかな^^;



















塩水

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