ベタナギの日本海


2010年 4月 25日 晴れ











ヤス:「今、マイナス2度って書いてなかった?」



久しぶりに若狭大島へハマチを釣りに行く途中、道路横にある温度計がマイナス2度を表示し「凍結注意!」と警告している。
もうすでに桜も散り5月も間近だというのに、今年はなんと寒いことか。

柿之介:「真冬みたいやなぁ」
ヤス:「ベタナギやってゆうてたから風はないと思うし天気はいいみたいやけどね」


今回はヤス・柿之介とメガ長・モッちゃんで現地待ち合わせ。
AM3:30ごろ、琵琶湖の王将で軽く中華を平らげていると、少し遅刻気味になってきたので、眠い目をこすりながらも がんばって先を急ぐ。

やっとこさ釣り船屋の駐車場についてみると、満車で車がはみ出していた。


メガ長:「おはようございます。昨日はハマチ入れ食いの中からブリまで出たらしいですよ」

昨日がよく釣れたから混んでいるのかと思ったら、混んでいたのは磯釣りの人たちばかりのようで、僕ら以外の同船客は一人だけだった。



船はいつもより少し大きめ


いざ出発!

今日は本当にベタナギで天気も良い。
これなら船酔いも大丈夫だろう。


船長:「よっしゃ、そしたら始めよか。40メートル!」


みんな一斉にジグを投入、それぞれのピッチでしゃくり始める。



しかし海は静かなまま・・・。



船長:「あれ〜、あかんか?」


その後いくつかポイントを変えるもさっぱりダメ。



船長:「魚はおるぞ、喰わんのか。。。」


今のところ釣れたものといえば、僕が釣った小さなガシラと、メガ長・ヤスがポロッと釣ったハマチ。






魚探には盛大に反応が出ているらしいが活性が低いようだ。



船長が無線と携帯で他船に連絡をとりだした。

船長:「やばい。他も全然釣れてない。昨日は入れ食いやったのになぁ」


悲しいお知らせを聞き、一同意気消沈。

それでも魚はいるのだから、魚の食い気さえ出れば釣れだす可能性は大いにある。

それを待って・・・いられない男、モッちゃんがさっそく胴つき仕掛けに餌(持参したイカゲソ)をつけ、根魚を狙いだした。







懸命にジグをしゃくる後ろで怒涛の釣果。
カレイなんか3枚も釣って・・・、うらやましい。



と、僕の竿にひさしぶりの手ごたえ。

柿之介:「やった!ヒットヒット!あ、何か黄色い!」
ヤス:「あ、アコウやんか!」
柿之介:「あ!ほんまや!やった〜、、、、、、、ん?何これ?」
船長:「何って、、、アコウやろ?」

柿之介:「うわわぁ〜、毛ぇ生えてる〜〜(゚д゚lll)



釣り上げたのは結構良い型のアコウ、、、しかしその姿はかなり気持ち悪かった。
よくわからないブラシの毛のような寄生虫が体からワサワサと生えている。

気持ち悪いので、見たい人だけ こちら へどうぞ。

あまりの気持ち悪さに捨てようとすると、船長が「寄生虫くらい大丈夫や」といって持って帰った。

あれ、食べたんかなぁ (´д`; )





さて、それ以降もジギングはさっぱり釣れない。

船長:「うーん、釣れんな。どうしょうか。。。」


ポイントを探しまくる船長。
もうすでに午後に差しかかった。
釣果はハマチ数匹とモッちゃんの餌釣り底物魚と毛の生えたアコウ。






船長:「ダメ元でサゴシ行ってみよか?」


というわけで、ハマチ(メジロ・ブリ)をあきらめ、サゴシを狙うことになった。

サゴシポイントに到着。

もうあまり時間はない。

ジグを遠投し、しゃくりながら引いてくると・・・。

メガ長:「ん?あ、ヒット!」


なんとメガ長、一投目でヒット。


その後、一時は入れ食いになるほどサゴシのヒットが続き、船の上も高活性。
釣れるときに釣っておかないと!ということで船上には未処理のサゴシがバタバタと放置される。
ハマチならともかくサゴシはちょっと怖い^^;

僕も釣るほうに必死だったので、写真なし(それでも個人的にはあんまり釣れなかった)。
モッちゃんもやっとジグ坊主脱出。

何回か流した後アタリもなくなり、ちょうど終了時間となったので納竿となった。


釣果(柿之介)

ハマチ:3匹
サゴシ:4匹?
アコウ(難あり):1匹



4人全体釣果

ハマチ:10匹?
サゴシ:20匹超
アコウ(難あり):1匹
カレイ(餌):3匹
ガシラ(餌);8匹くらい(リリース含)
ホウボウ(餌):1匹


エサ率も高いが、これだけ釣れればまずは満足。
最後のサゴシがなければ少し寂しかったかもしれないが、 それでも今回は事前情報がよかったため期待しすぎていた感もあるし。

それにつけても、やっぱりベタナギはいいなぁ^^



















塩水

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