ボートエギング 2010年 10月 10日 曇り時々晴れ 9月23日 9月26日 2回も連続で荒天による出船中止。 今年は日本海でアオリイカが良くつれているというのになんてことだ! 釣りが下手な僕はみんなが釣れるときにしか釣れない。 好調なときに釣りに行かずにどうする! ヤス:「どうする?」 レイ:「10月10日にハセやんが予約しているらしいです」 柿之介:「よし!それに乗っけてもらおう!」 ヤス:「イカ釣りかどうかわからんよ?」 聞いてみると、半分ジギングで半分エギングだったので、お願いして合流することに。 いや〜これだけじらされると、期待も増してくるなぁ。 謎のメール:「日本海にイカ釣りですか・・・。」 柿之介:「そうなんです」 謎のメール:「イカ釣りの上手い人がいるようですね・・・?」 柿之介:「僕ではありません。ハセ・・・」 謎のメール:「そのハ・・・何某に勝ちたくはありませんか・・・?」 柿之介:「一回くらいは勝ちたいですねぇ、無理ですけど」 謎のメール:「勝つ方法がありますよ・・・」 柿之介:「僕だけいっぱい釣れるということですか?」 謎のメール:「釣れます・・・」 柿之介:「ど、どうすれば??」 謎のメール:「ラッキーカラーは緑です。緑の竿をお使いなさい・・・」 メールは謎の言葉を残しぷっつりと・・・途絶えることはなく、次々と写真つきで情報を送ってきた。 それからの僕は、動画を見てイメージトレーニングに励み、消耗品を買い揃え、トンカツを食べてゲンを担ぎながらXデーに備えたのだった。 当日前夜。 ハセやん:「風が強そうなんですが、大丈夫ですか?」 柿之介:「大丈夫かと言われても・・・、ヤバそう?」 ハセやん:「朝イチは行けそうですけど、その後北風が吹くんですよねぇ」 柿之介:「ここんとこ中止が続いてるから行きたいけどなぁ」 ハセやん:「そうですか。ダメそうだったら、湾内で釣りしましょうか」 何かを察知したのかハセやんが珍しく弱気だ。 謎のメール:「緑の竿です。それが一番重要・・・」 23時、ヤスが柿之介宅到着。 今日は休養十分ということでいつもより少し元気に見える。 途中のコンビニで飲料と食料を調達し、ついでに腹ごなし。 柿之介:「・・・」 ヤス:「どうした?」 柿之介:「いや・・・」 チョコレートパン、おいしかったが、食べてすぐ少し胸焼けがした。 同時に「こいつはヤバい」とも思った。 真っ暗な山道を海を目指してひた走る。 柿之介:「・・・」 ヤス:「どうした?」 柿之介:「・・・気持ち悪い」 ヤス:「え?」 柿之介:「車に酔った・・・」 自慢ではないが、僕が酔うのは船だけではない。 小学生の頃は電車に酔って吐いたこともある。 柿之介:「あ〜気持ち悪い〜」 現地に到着。 例年同様、アオリイカシーズンだけあって釣り客でごった返している。 今回のメンバー: ハセやん、サリー、レイ、モッちゃん、ヤス、柿之介 朝5時出船で、青物大→青物小→アオリイカ と狙っていく予定。 風はない。波もない。 いよいよ出発! <青物大> 完全空振り、気配なし 依然波も風もない穏やかな海。 ところがここで恐ろしいことが起きた! なんと、突然の船酔い。 チョコレート色のゲロが海面を漂う。 あ〜やっぱりな。そんな気がした。 しかし、ここはなんとしても踏ん張って、イカ釣りまでに回復しなければ! 奇跡的に、数回吐いた後は少しすっきりし、吐き気もおさまった。 <青物小> シオ1匹、サバフグ多数 ハセやんは例によって喜んでサバフグをかき集める。 そして本命、ついにアオリイカ釣り! よかった!船酔いはなんとかなりそう! 船長:「昨日はよう釣れたどぉ」 ハセやん:「どこら辺で釣れました?」 船長:「シマ周りの8〜10メートルらへんやなぁ」 ハセやん:「浅いとこですか、、、深場へ行こうと思ったんやけど・・・」 船長:「浅いとこで絶好調やったけどな」 ハセやん:「そしたら浅場でやりましょう!」 浅場の岩礁帯にアンカーをうって釣り開始。 あ、もう釣れた。 でかいなぁ〜と思っていると、ヤス、そして僕にも釣れた。 みんな結構でかい。 今年は夏が暑かったせいで成長が早いのか? そうこうしていると、だんだんと風がでてきた。 ハセやん:「もうちょっと深場に行きましょうか」 船長:「そうか?20メートルくらい?」 ハセやん:「そうですね、そのくらいでドテラで流してください」 僕は緑の竿をつかむ。 ついにきた! イメージトレーニングの成果を! 緑の竿、それはいつもナマズ釣りに使うハトリーズスティック・・・ではなく、メバル釣りに使っているアジング竿。 3.5号のエギにシンカーをつけ投入。。。。 シャクッ シャクッ シャクッ クイッ バシィ おお!一投目から釣れた! ハセやん:「おお!やりますねぇ」 柿之介:「Youtubeでイメージトレーニングしたからなぁ」 ハセやん:「アタリ、わかります?」 柿之介:「バッチリわかった。あ!」 また釣れた! その後もたて続けに釣れる。 イカ釣りでこんなことは今までに無い。 しかも今年のイカは平均サイズがでかい。 船長:「なんか一人だけよう釣ってるなぁ」 柿之介:「いやぁへへへ」 船長:「あんまりしゃくってないけど、それがええんかなぁ」 ハセやん:「なんかよう釣ってますね (¬_¬)」 レイ:「また釣ったんですか (¬_¬)」 しかしその後、どんどん風が強くなり、例によって僕の口数が少なくなっていく。 ブシュッブシュゥー モッちゃん:「お!柿之介さん、それデカいんとちゃいます?」 柿之介:「う、ん、、、で、かそ、う・・」 モッちゃん:「タモですくいますわ!」 柿之介:「うん、、、あ、りが、とう」 ブシュワァァー 柿之介:「わっはっはー^^」 モッちゃん:「うわっ最悪!」 柿之介:「いや〜悪いけど面白い、、、、う、ぐぐ、オエェー」 タモ入れしてくれたモッちゃんを笑ったのが祟ったか、その直後から重度の船酔いに落ちて吐きまくり、ついに最後まで回復することはなかった・・・。 釣果 柿之介:アオリ24匹(最大胴長24センチ700g)、アコウ1匹 ヤス:アオリ18匹 ハセやん:アオリ15匹 以下省略 ^^; わーい、イカ名人に勝ったぁ! ヤスも結構釣ってたなぁ、その筋の竿を使ってたというのも理由のひとつ。 後半、というか僕が死んでいるときに追い上げてたような。 謎のメール:「どうでしたか・・・?」 柿之介:「釣れました!勝ちました!ありがとうございます!」 謎のメール:「そうでしょうそうでしょう・・・」 柿之介:「船酔いさえなければまだまだ釣れましたよ!」 謎のメール:「ハ・・・何某は悔しがっていましたか・・・?」 柿之介:「悔しがっていましたねぇ」 謎のメール:「そうですかそうですか。ひひひ・・・♪」 ところで、悔しがっていた者がもう一人。 翌日。 レイ:「再戦予約しましたけど、柿之介さんとヤスさんも来ませんか?」 柿之介:「来週かー、レンチャンやなぁ」 レイ:「ロッドとエギ、新調しました (-_☆)キラーン」 柿之介:「・・・行かせていただきます」 来週もイカ釣り |