ボートエギング2週目


2010年 10月 17日 晴れ時々曇り








先週に続いてのエギングジギング日本海!

メンバーは変われど同じく6名:
レイ、シマちゃん、ゾンキー、モッちゃん、ヤス、柿之介


先週の釣りで自信がついた僕は天気予報を見てほくそ笑む。

波高1m!

よーし、船酔いは回避した!

先週よりもっと釣れるぞ!




朝5時に現地到着。

船長:「酔うぞ」
柿之介:「は?」
船長:「波は大して無いけどな、でっかいウネリが残ってる」
柿之介:「え〜そんなんサギや〜!」




人によるかもしれないが、僕の場合波よりウネリの方が酔いやすい。

それにしても、面と向かって「酔うぞ」という船長もどうかと思うぞ・・・。




モッちゃん:「どうしたんですか?」
柿之介:「ウネリがあるんやて」
モッちゃん:「途中見えた海はそんなふうではなかったですけどね」
柿之介:「でもあるんやて。酔うんやて」
モッちゃん:「まぁ大丈夫やと思いますけど」
柿之介:「でも酔うんやて・・・」


ネガティブな思考が頭を支配する。

ああ、今日は大丈夫やと思ったのに。
そのつもりでこってりラーメン大盛食べたのに!









さていよいよ出船。

海は静か、まさにナギ。


モッちゃん:「余裕ですよ」
柿之介:「うーん」

しかしやはり岬をまわったところからウネリが出だし、着いたポイントでは波長の長いウネリがウネウネと・・・。

モッちゃん:「これくらいならいけます・・・よね?」
柿之介:「うーん」




なにはともあれ、釣り開始。


柿之介:「あ、釣れた・・・かな、、ん?」
船長:「ん?なんやそれ?」

なんやそれ?と言われても、れっきとしたアオリイカ。
しかし、あまりにも小さい8月のオカッパリサイズが3.5号エギに引っかかっている。


船長:「そらぁあかんわ、他所いこか!」

ほかにも少しましなサイズが何匹か釣れたが期待していたよりはかなり小さいのが揃ったので場所を変えることになった。



柿之介:「うーんうーん、はぁはぁ、ぐぇうっ」
ゾンキー:「んー、柿之介さん、限界近そうですね」
柿之介:「うーん、下向いたら出ると思、、、グェログェロォ〜」



2週連続でこのザマとは。。。

しかしこれまた2週連続で釣りのほうは調子がいい。

平均サイズは先週よりもさらに大型となり、ドラグを鳴らしての取り込みが楽しい。



柿之介:「お願いがあるんですが・・・」
ゾンキー:「なんです?」
柿之介:「釣れたイカ、はずしてくれへん?」
ゾンキー:「あぁ、いいですよ」


常に吐き続けるわけではないが、少し回復してもわずかなタイミングですぐ吐き気が復活する状態において、 イカをはずして絞めて(これは省略可)袋に入れるという作業は危険を伴う。



ゾンキー:「それにしてもよく釣りますね・・・」


フラフラになりながらも釣りだけは調子がいい。
酔えば酔うほど強くなる酔拳のような・・・。


だがそのせいでゾンキーはイカはずしやタモ入れなどで忙しい。
全くもって申し訳ない。





笑顔のつもり・・・





型のよいイカを釣ってもこの表情





ウネリは徐々に収まってきて、昼前にはもうベタナギといえるまでになっていたが、僕の船酔いは収まらない。
水を少し飲んだだけでもすぐに吐いてしまう。





ブシュッブシュゥー

ゾンキー:「お!柿之介さん、それデカいんとちゃいます?」
柿之介:「う、ん、、、で、かそ、う・・」
ゾンキー:「タモですくいますわ!」
柿之介:「うん、、、あ、りが、とう」






ブシュワァァー






今週の被害者:ゾンキー





13時も過ぎて、 さあ そろそろ帰ろうかという移動の途中、

船長:「あ、なんかおるな。ジグ放ってみて!」
柿之介:「ジグ、、、あ、結んでない」

ガイドにラインを通し、ジグを選んで、結んで・・・という工程を思い浮かべ、即あきらめた。



他のみんなが一斉にジグを投げだす。

船長:「サゴシか?あ、違うな」











シイラが海面をピョンピョン跳ねていて、一時入れ食いになったが、時間はほんの一瞬だった。






釣果
柿之介:アオリ27匹(たぶん)
ゾンキー:アオリ12匹、シイラ数匹
モッちゃん:アオリ9匹(?)シイラ1匹

その他の獲物としては、レイが大きなアコウを、シマちゃんが食べごろのマダイを釣っていた。






翌日。

レイ:「次の日曜いい天気らしいですけど再戦どうですか?(-_☆)キラーン」
柿之介:「・・・いやぁ3週連続はさすがに・・・」


来週はおやすみ^^;


























塩水

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