再びボートエギング


2010年 11月 14日 曇り









ヤス:「あかんわ〜、熱出てきた」
柿之介:「え?あかんの?」
ヤス:「悪いけど2人で行って」
柿之介:「そうか〜しゃあないな」


今年最後のボートエギングを、ヤス・モッちゃんと計画していたが、急遽ヤスが病欠となった。


0時半、モッちゃんが僕の家まで迎えに来てくれて2人で日本海を目指す。

途中、山の中で道路の真ん中に鹿が立っていて危うくぶつかりそうになり急ブレーキ。
「危なかったなぁ」と言っていると目の前を鹿の群れ(10頭以上)が走っていった。
最近野生の鹿が増えているとはいえ、奈良公園以外でこんなにたくさんの鹿を見るとは!




さて。


柿之介:「イカ釣れてますか?」
船長O:「全然やわぁ」
柿之介:「(全然って・・・)昨日とかどうでした?」
船長O:「昨日は波もあったし悲惨やったわぁ」
柿之介:「(悲惨って・・・)」


まぁ今日は波もないし、がんばって行こう!


釣り始めてしばらくすると、モッちゃんにヒット。
そしてすぐに僕にもヒット。

もしかして、今日は釣れるのか!

船長O:「よかった〜、丸坊主の心配してた」
柿之介:「・・・」






しかしさすがに船長が丸坊主の心配をするだけあって、その後はなかなか釣れない。
海況はベタナギに近い穏やかさで、僕にとっては全くありがたいことなのだが、 はっきり言ってこの釣り、風がないとちょっとつらい。

柿之介:「あ〜、波はなくていいから風だけ吹かんかなぁ」
モッちゃん:「またそんなワガママを」
柿之介:「そうはいってもこんだけビターっと止まってるとなぁ」





この日は季節はずれの黄砂で周りの景色がかすんでいた





突然モッちゃんが、よしっ と言って根がかった、、、、、ように僕には見えた。

しかし本当にイカが乗っているらしい。

柿之介:「え〜ほんま〜?根がかりちゃうの?」
モッちゃん:「いえ、生命反応が、、、巨大なイカが・・・」
船長O:「でかいんか?」
モッちゃん:「でかそうです!・・・あれ?魚かな?」
柿之介:「イカと魚の違いはわかるやろう・・・」
モッちゃん:「いや〜、・・・あ!軽くなった!」


あ〜あ、勿体無かったな、、、と言っているところにあがってきたのがこれ。






かなり大きなゲソ。
それも、ゲソとしては完全体。

船長O:「サワラに喰われたなぁ」


それにしても、この大きさのイカをここまで見事に食いちぎるとは、サワラもかなりデカかったのでは? イカもサワラも勿体無かったなぁ〜。

モッちゃん:「勿体無いので持って帰ります」


モッちゃんはサワラの食べ残しを丁寧にクーラーにしまった。



その後はゆったりまったりと時間が流れ、イカはあまり釣れないものの僕の体は絶好調で、 久しぶりに船上でおにぎりやパンを食べる。

いつもこれくらい体調がいいと釣りの楽しみも倍増するのに・・・。


イカの調子が悪いため青物狙いも考えたが、僚船から情報をとっても「全然ダメ」とのこと。

それなら、ということでずっとイカをしていた。



釣果
柿之介:7匹
モッちゃん:2匹+ゲソ+タコ1匹



これが今年最後のイカ釣りになるだろう。
「あんまり釣れなかった」といったけど、このサイズなら7匹釣れればかなりの食料。
そもそもこんなサイズは去年まで釣ったことがなかったのだから、今年はイカに関してはすごい釣果なのだと改めて思う。


tatsuさんに感謝!


















塩水

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