半年ブリの海つり 2011年 5月 21日 曇り レイ:「日本海でハマチが入れ食いらしいです。行きませんか?」 半年前と同じフレーズ。 でも、今回はハマチよりメジロに近いサイズが良く釣れているらしい。 柿之介:「よし!行く!」 ここ数ヶ月、仕事もバタバタしているし、休みの日は家に引き籠もり気味。 ゴールデンウィークに釣りに行かなかったのは何年ぶりか。 ヤスの多忙、レイの引越し等、いろいろあったことも原因のひとつだが、 なんといっても「地震」の影響は大きかった。 3月11日に起こった未曾有の大震災。 直後からテレビでは震災のすさまじさや被災地の状況を報道し続け、僕もテレビを見続けた。 ・・・気が滅入った。 こう書くと、怒られるかもしれないが、明るい気分にはなれなかった。 その後も原発の問題や今後の復興計画など、はっきりしないことばかり。 なんとなく、テンションが上がらない。 それでもやっと5月に入った頃には、気候もよくなってきて、気分的にも少し晴れてきた中での「入れ食い釣行」のお誘い。 「よーし、リールも買ってしまおう」 ということで、(安物だけど)スピニングリールも購入し、当日に備えた。 前日、ハセやんからのメール 「昨日、船中メジロ40本、ブリ3本、怒涛の入れ食いでした!」 おお!これは期待できる! ところが金曜日、仕事がなかなか終わらず、このままでは寝る時間が取れない。 寝られないということは、船酔いで釣りができない可能性大! ふと、携帯を見るとレイとゾンキーからメールが入っていた。 「午後スタートに変更になりました」 なんとラッキー。これなら寝る時間がとれる。 なんやかんやとありながら、当日。 渋滞を避けるため朝5時半にゾンキーと柿之介宅を出発。 案の定着くのが早すぎて、到着後1時間以上お昼寝。 そして12時!満を持して出船! 柿之介:「釣れてる?」 船長M:「あんまり釣れてませんねぇ・・・」 柿之介:「ええぇ!なんで!釣れてるって聞いたのに・・・」 船長M:「まだ釣れてないです。シーバスは」 柿之介:「ん?シーバス?・・・ハマチは?」 船長M:「ああ、ハマチは入れ食いですよ」 柿之介:「おお!入れ食い、入れ食い!」 レイが船長にシーバスを釣りたいと言っていたらしい。 僕としては釣れる方がいいので釣れるものを釣りたい^^ ポイントに行く途中の小ポイントで第1投。 ん?んん? アコウが釣れた。 「あ〜、いいですねぇ」と言いながらゾンキーもアコウを釣る。 根魚とはいえ、幸先よし! ここで今回の参加メンバーを紹介しておくと、 レイ、シマちゃん、シマちゃんの友人、ゾンキー、柿之介の5名。 最近船のつりを始めたというシマちゃんの友人(略してシマトモ)が、「いいですねぇ」とアコウを見ている。 さて、小ポイントは早々に見切って第一本命ポイント(シーバス狙い)に到着。 さぁ〜釣れるかな〜 ゾンキー:「釣れた!なんか重い!重い!」 騒ぐので「メジロか!」とみんなが注目する中、上がってきたのはハマチのダブル。 前からダブルで釣ってみたいといつも言っていただけあって、キャーキャーと喜んでいた。 その後、しばらくやってみたがシーバスの気配はなく、ハマチが少しとアマダイ(シマトモ)が釣れたのみで入れ食いとは程遠い。 柿之介:「入れ食いと聞いていたのに・・・」 まぁでも、ここはシーバスポイント。 ハマチポイントに行けば入れ食いなんだろう。 船長M:「ポイント変えます」 今度はハマチポイントらしいが、本命ではないという。 本命はもっと沖のポイントだが、今は釣れていなくて、夕方ごろが狙い目とのこと。 うーん、時間つぶしか・・・。 それでもそこそこ、ハマチやガシラ(シマトモ)、アコウ(シマトモ)などが釣れた。 レイ:「まだ早いかもしれませんけど、沖に行ってみません?」 柿之介:「ここにいても新たな展開は期待できそうもないし、そうしようか」 というわけで、いよいよ沖の本命ポイントに向かうことになった。 30分くらい走ると船が密集している場所が見えてきた。 「お〜あそこやな」 しかし、どうもまったりとした空気が流れている。 柿之介:「まだ早いのか・・・、それとも今日はそういう日なのか」 前のポイントでもあったが、ここでもボイルは頻繁にあり、魚はいるようだ。 ただし追いかけていくとすぐに沈むし、見える魚はあまり大きくない。 レイ:「ハセやんは夕方に大型が入れ食いだったらしいですよ」 柿之介:「そんなことゆうてたなぁ」 夕方夕方と言っているうちに夕方近くになってきた。 と、レイの竿が大きく曲がり、待望のメジロがお目見え(写真なし)。 いよいよ入れ食いタイムか!と期待するもその後沈黙。 しばらくして、今度は僕に強い引き。 うわー久しぶり。うれしい! で、上がってきたのがこのメジロ。 新しいリールも初日からドラグを鳴らせて喜んでいるに違いない^^ 気をよくして釣りを続けるが、本格的に夕方になってきた割には入れ食いにならない。 個人的にはもうすでに満足な釣果だが・・・。 ゾンキー:「うううぅ、はじめのダブル以来全然釣れへ〜ん」 入れ食いと聞いてクーラーボックスを2個も持ってきたゾンキーは不満足な様子。 そして・・・ 「よし!あ!これ、でかいかも!」 リールからはドラグ音が鳴り、竿もよく曲がっている。 魚が大きいのか体力がないのか、結構長いファイト時間。 船長が隣で網を持って待機。 ついに・・・。 釣っちゃいました。初ブリ^^ ジャスト80センチだったのでコブリだけれど^^; さてそろそろ夕方も晩に近くなってきた。 引き上げどきかなぁ・・・。 ゾンキー:「きたきたきたきた!やっときた!」 最後にゾンキーとレイ、僕が1匹づつメジロを釣って終了となった。 釣果 柿之介:ハマチ3匹、メジロ2匹、ブリ1匹、アコウ2匹 ゾンキー:ハマチ2匹、メジロ1匹、アコウ1匹 レイ:ハマチ数匹、メジロ3匹? シマちゃんはあんまり目立った釣果がなかったような気がするが、シマトモは最後のほうで良型のクロソイまで釣り上げ、見事根魚マスターに輝いた。 下船後、魚を持ち帰るのに困ったことがひとつ。 普段小魚しか釣らない僕のクーラーにはメジロですら曲がった状態でしか入らない。 ましてやブリなんて・・・。 レイ:「頭を落としたら入るんじゃないですか?」 そうか! できればオカシラツキで持ち帰りたかったが、背に腹は変えられん。 包丁捌きが一番上手そうなシマちゃんに頼んで頭を落としてもらうと、クーラーの横幅にジャストフィットした^^ |