チャーターでいろいろ!


2022年 5月 21日 曇り べたなぎ






ハセやん:「今週の土曜日空いてますか?ベタナギ予報です」
柿之介:「空いてます。行きます。で、どちらまで?」
ハセやん:「若狭大島です。ただ、ベタナギ過ぎてあまり釣れないかも」
柿之介:「ベタナギに”過ぎる”ということはありません。全力でベタ〜と凪いでもらいましょう!」

急なお誘いだったが、週末のお酒の予定もなかったので、ベタナギに釣られて久しぶりの釣りに参加した。
体力と視力の低下が著しいので、往復の車の運転すら少し心配だけれど。

さて当日。
仕事をある程度放ったらかして帰宅し、仮眠、、、、しようかと思ったが、いつもあまり寝られないので思い切って早めに出発。
季節もよいので現地についてから寝ることにする。

途中の山道は鹿だらけ。
狸らしきものやイタチらしきもの、さらには20センチくらいの未確認道路横断物体にも遭遇した。

何とか無事現地に2時30分ごろ到着。
駐車場に車は一台もなく静かで、すぐに睡眠へ・・・。

待ち合わせの30分前、目覚ましが鳴る。
周りを見渡しても誰もいない。車もないのでまた寝る。

30分後、、、まだ誰もいない。

とりあえず一人で用意を始める。
しばらくすると、港の方でハセやんらしき人影を確認。
どうも未明から餌用の豆アジを釣っていたらしい。

ハセやん:「幸先悪いです。豆アジで坊主くらいました」

今日はチャーター(ハセやん、ハセやん友人、柿之介)なのでワガママにいろんな釣りをする予定。
ざっとあげると、ヒラスズキ、アオリイカ、アコウ(飲ませ)、タイ(タイラバ)、サゴシ、大アジ(サビキ)といったところ。
豆アジ坊主は、出航前から「アコウ(飲ませ)」釣りの頓挫を意味する。

まぁ他にもいっぱいすることあるからね。なんといっても今日はベタナギ!

ここまで読んだ方はたぶん、「ベタナギベタナギと喜んでたら波がザッパンサッパンでゲロゲーロになるんやろな」と思われていることでしょう。
しかし!今回は違います。ベタナギでした!オチはありません^^

さてまずは、磯(っぽいところ)でヒラスズキ。
ヒラスズキはサラシを狙え!!といったのは、西山さんだったか村越さんだったか、とにかくそのサラシが・・・全く無い。
さすがベタナギ。

ハセやん:「無理っすね。釣れる気がしません」

それでもさすがハセやん、近くで数匹のヒラマサ(50センチくらい)をミノーで釣り上げた。



ハセやん:「次いきましょう!!」

次はアオリイカ。

春イカは釣れる気がせんな〜、という僕に、

ハセやん:「春イカのキャスティングが一番面白いですよ。アタリとるのが」

と言いながらキャストしたとたん、ベタナギの海に風が吹きだした。

ハセやん:「あ〜、風吹いてきた・・・。アタリ取りにくい」

それでもしばらくすると、

ハセやん:「ヒット〜!」




さすがハセやん、でもその後は続かず。

ハセやん:「次いきましょう!!」


次のアコウは餌の確保ができなかったので飛ばして、タイラバ。

このとき既に昼近くになっていて、未だに釣果のない僕は焦り気味。
船酔いもしていないのに坊主はキツイので気合を入れてタイラバを結ぶ。

ハセやん:「あれ?なんで鉛なんですか??」

口調からして嫌味ではなく、素朴な疑問らしい。

ハセやん:「え〜?タイラバはタングステン一択ですよ」


そして釣果は・・・、 レンコダイ、真鯛、アマダイ、アオハタ、エソ(笑)など釣れ続く。

僕はレンコダイ、イトヨリ、カナガシラなどを少々。
釣果の大差は腕かタングステンか。

今度は奮発してタングステン買ってこよう・・・。





そうこうしているうちに、風が強くなってきた。

ついにベタナギともおさらば。この強風だと酔うやろな〜
・・・と覚悟したが、不思議と酔わない。

ハセやん:「釣りにくいし、次行きますか」

次は今回の僕の本命、「アジ(+ サゴシ)」。

どうもアジとサゴシはセットで釣れるらしく、サゴシがラインをブチブチ切っていくので嫌われているとか。

ハセやん:「船長、サゴシをよけてアジ探して〜」

ここからは魚探勝負になってくる。
船を走らせて魚(アジ)の反応があるとUターンし反応の上に陣取って仕掛け(サビキ)を落とす。

船長:「今!ココ!感度いっぱい!誰でも釣れる!」

言われる通り、餌のついてないサビキを落とすと本当に釣れた!
が、アジは割とサビキの仕様を選ぶようで、僕のサビキ(カマス用?)では反応が悪い。
それに、釣れたアジを船にあげ、針を外している間にもう群れがどこかに行ってしまう。
ワー!!と走って、反応を探し、ワー!!と仕掛けを投入・・・・の繰り返し。
忙しい^^;

そして今回はサゴシが皆無。
そのかわり、クラゲがすごい。
どんどん湧き出てくるように流れ、仕掛けに触手をからませていく。
絡んだままだと釣れないので取り除くが、そのうちだんだん手がピリピリしてきた。

ハセやん:「ちょっとオシッコ・・・」

あ、そんな手で・・・。

ハセやん:「うわぁピリピリしてきた!」


気が付くともう夕方。
さぁそろそろ帰りましょうか。

結局個人的には、アジメインのイマイチな釣果ではあったけど、なんと11時間も釣りをしてぜんぜん気持ち悪くならなかったということで、非常に良い日となった^^

釣りを終えて帰るとき、僕が釣っていない魚も大量にいただいて、僕のクーラーは満タン。
アマダイも1匹もらったので「松かさ揚げ」も試してみよう。




お疲れさまでした!一同解散!

その後はまた3時間の一人旅。
いや、この時間に帰ると道が混んでるので3時間どころではない。
ということで、途中の道の駅で仮眠。。。。。

(´゚д゚`)ハッ!

起きたら0時。
たっぷり5時間寝てました。

翌日。
久しぶりの釣果をご近所さんにおすそ分け(といっても大半は自分で釣っていないが)。
誰にどれだけあげるかは、母親に任せてあるので、僕はうちの分として残った魚の処理にかかる。

とりあえず、お刺身を、真鯛(半身)・ヒラマサ・アジ・レンコダイ・イトヨリ。
煮魚で、真鯛(半身とアラ)・アオハタ・・・

どれも美味しいなぁ(#^.^#) 

あれ?
そういえば、アマダイはどこ行った?

母親:「アマダイ?何それ?」

レンコダイ等に交じって、どこかのご近所さんの元へ行ったらしい。
値打ちをわかってくれてればいいけどなぁ〜







引っかかってきたナマコも美味しくいただきました(これもいただきもの)





塩水

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