水槽 〜 どじょう観察への誘い〜


2009年5月



毎年恒例職場のドブ掃除!

水利組合?の関係で毎年ゴールデンウィーク前後になると、職場前の溝の底にたまった泥をさらうことになっている。

水質は悪く、悪臭を放つ小さな溝だが、なぜか生物は豊富で、ザリガニやドジョウ、以前には大きなタウナギまで出現したこともある。

そこで今年は泥と一緒に掬ったドジョウを、持って帰って飼うことにした。

ポンプの故障で水槽が全滅して以来、約2年ぶりで魚飼育再開!





前回はまがりなりにもハイドロテラリウムということで、植物を植えるためにハイドロサンドという底土を敷いていたが、 今回は単にドジョウを飼うだけなので、底土は何でもよい。

と思ったが、調べてみるとドジョウは泥や砂利のなかに潜るらしい。
それならある程度は潜りやすいものの方がいいのか・・・、とも考えたが、まあそれほど悩むこともなかろうということで、 結局安価かつ最も手に入りやすい大磯砂を3センチほど敷いた。

水合わせもほとんどしないまま、ドジョウ投入!

すると、すぐに一匹がガサガサッと砂に潜った。

おお〜、なんとなく面白い。

しかし、そのほかの個体は全くと言っていいほど動かず、たまに動くとすればパニックのように暴れまわるだけ。

まだ環境に慣れてないから仕方ないね・・・。


その後。


数日がたち、そろそろドジョウも水槽に慣れたかというと・・・。

全く慣れん!

たまにパニックをおこし水槽内を壁にぶつかりながら泳ぎまわったり、砂に潜ったりする他は、 モニュメントのようにじっと動かない。
少しの変化を見せるとしたら、エサ(とりあえずコリドラスのエサ ^^;)をあげたときだけ。
それでも、のっそりと動くだけでエサを食べるところは見られない。

なんかなぁ、愛想が悪いなぁ。

それに、砂に潜って出てこないやつが多いので、水槽に5匹いるはずが通常目につくのは2〜3匹。
ひどいときは1匹も見えない。
これではただ水が入っているだけのように見える。


むむ〜、他の魚でも買ってくるか。


それにしても、砂から頭だけ出してる姿は、間抜けにしてシュール。
玄関に置いておくの、やめようかなぁ。







つづく






雑水

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