若狭大島で釣れるもんを釣る

2004年12月12日 晴れ 風少し強い





思えば小さい頃から乗り物には弱かった。
小学生の頃は、30分ほど路線バスに乗っただけで乗り物酔いし、吐いていた。
特急電車でもタクシーでも他人の車でも遊園地のコーヒーカップでも、手当たり次第に吐いていた。

その僕が、船の釣りをするようになるとは!
しかも船頭が「今は何も釣れんぞい」と言う中、出かけて行くようになるとは!


ヤスによると例年この時期はハマチが嫌と言うほど釣れるらしい。
ところが今年は、秋のイカが好調だったもののその後のハマチがさっぱりで、船頭みずから「釣れんから今は来るな」とお客さんを断っているとか。
というわけで、最初から釣果に関しては期待薄の釣行となった。

6:30出船。
風は無し、だったのだが港を出るといきなりビュンビュン吹き出した。
「これは・・・やばい」と思っていたら、ポイントについた頃には完全にウネリ、波、風のコンボ攻撃にやられていた。
それでも、でかいヒラマサが釣れる(かもしれない)と聞いてはダウンしてはいられない。
どうせ寝ていても楽になることもないし、気力を振り絞ってキャストする。

ヤス「おかしいなぁ、例年ならヒラマサがルアーを追ってくるのが見えるんやけど」
ハセやん「ええ感じのサラシ出てますけどねぇ」
柿之介「ハァハァ、ウップッ、ゴクンッ」


長い一日になりそう・・・。


つづく



塩水

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