岸サゴシ

2007年 6月 3日 晴れ






ヤス 「予約、あかんかったわ・・・」

週末若狭大島でシーバス釣りの予定をしていたが、船宿の都合で予約が取れなかった。よく釣れてるという訳でもないので予約が取れないという事態は想定外。

柿之介 「困ったなぁ、どこいこか。どこもあんまり釣れてないしなぁ」
ヤス 「海南なんかどう?」
柿之介 「海南でもいいよ。釣れてんの?」
ヤス 「あんまりやけど、いいとこないしなぁ」
モッちゃん 「餌釣りでもいいですけどねぇ」
ヤス 「そうやなぁ、そしたら敦賀の岸サゴシいく?」
柿之介 「そうしよか、餌持って」

という訳で、敦賀に行くことになった。

途中、前回敦賀に行ったとき寝過ごしたコンビニ駐車場で

ヤス 「眠いねぇ、ちょっと休んでいこか。まだ時間は余裕があるし」
柿之介 「安全第一。そうしよう」

そして、目が開いたときには完全に夜が明けていた。

ヤス 「うわぁ〜、こんなところでこんな時間」
柿之介 「まぁしゃーないね、しゃーないしゃーない」

今回はほぼ確信犯。
どうも最近体力の低下とともに、「眠たさに対する耐性」が著しく落ちている。
歳か・・・。


さて、釣り場に着く前に餌を購入しないといけないのだが、釣り餌屋が見つからない。ヤス車のナビを駆使して探したがなかなかたどり着かず、どんどん時間がたっていく。

ヤス 「こんなことしてても時間がたつだけやから、とりあえずサゴシだけ狙ってやってみて、ダメやったら改めて餌買いにいこか」
モッちゃん 「そうですねぇ」
柿之介 「(なんか前回のパターンに似てるぞ・・・)」


ついに餌購入を諦め、釣り場直行。
駐車場にはたくさんの車が止まっていたが、前回よりはかなり少ない。
急いで用意し、ポイントまで歩く。


釣り人はサビキ釣りが多いが、あんまり釣れてない様子。
たまに変わった集魚板みたいなものをつけている仕掛をみたが、カワハギ釣りということでもなさそうだった。


かなり歩き、やっとのことでポイント到着。

ヤス 「どうもあんまり釣れてる様子じゃないなぁ」
モッちゃん 「サゴシ、見かけませんね」

二人がブツブツいいながら、シーバスロッドにジグで釣りはじめた。

その横で僕はというと、最初からサゴシには期待していなかったので、餌釣り仕掛けを用意。
とはいっても、餌がないので、非常用に持ってきたチューブ入りの餌を金袖5号につけて海中へ!

すぐに鋭い当たりがあり、ベラがあがってきた。



ヤス 「お!そんな餌持ってきたんか!」

ベラをリリースし、もっといい魚が釣れんかなと海中を覗き込むと、小さな魚がひらひらと無数に泳いでいる。
僕の餌にはなかなか食いつかないが、粘ってやっと一匹釣り上げてみると、極小のアジ!


どうやらくる途中で「集魚板のついた仕掛」と思っていたのは、このアジが釣れてヒラヒラしているのを見間違えたようだ。

こんな小さいの釣っても仕方ないし・・・

ヤス 「お〜、これはキープやな ^^」

・・・こんなん食べるとこあるんやろか。


つづく



塩水

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