イカダ五目焼き肉


2009年 10月 11日 晴れ 風強い





今日は筏で五目釣りをしながら焼き肉を食べる日。

気候のよいこの季節にのんびりまったりしようではないか!というこの企画に集うメンバー総勢8名が、夜中2時半伊勢道の安濃PAに集まった。

ハセやん:「早速ですが、今回アオリイカはあきらめてください」
一同:「なんで〜」
ハセやん:「今年は全然ダメです。釣れてません」
柿之介:「そしたらメインは何になるんかな」
ハセやん:「カワハギ・・・ですかね」
柿之介:「そうか〜、今回は焼き肉というメインがあるからまあいいか!」


インターを降りてすぐのところにあるコンビニ・釣具店が並んだ場所で、人間・魚の餌を同時に補充。

アオリイカが絶望的状況とのことなので、餌釣り仕掛けと各種餌を多めに買った。

それにしても夜中にこの盛況は異常ではないか。
コンビニのレジは長蛇の列となり、釣具店もレジカゴを持った人たちであふれかえっている。

世の中不況不況といいながら、高速道路は週末ごとの大渋滞だし、ようわからんなぁ。


コンビニを出て山道を走り、少し早めに船着き場に到着。

途中小さなアクシデントがあり、ヤスと島ちゃんのテンションが下がり気味。

(アクシデントに関しては少々エグい記述と写真があるので、それでも読みたい人だけ コチラへ)


さて、夜明け前に筏の上に立った僕らは、我先にとエギを投げ始める。
アオリイカは絶望、、、とはいえ やはりイカは一番人気。

島ちゃん:「あ!きた!一投目で!」

なんと小さいながら一投目で島ちゃんが釣り、その後もハセやん、柿之介がゲット。

柿之介:「なんや〜釣れるやん(小さいけど)」
ハセやん:「釣れますねぇ」

が、案の定その後は静かになった。

それはそれ、最初からあまり期待はしていなかっただけに諦めもよく、各々そそくさと餌釣りを始める。


まずは急遽本命指定を受けたカワハギ。

しかし、釣れない。


それならサビキでアジでも、、、ということでアミエビを撒きはじめると、集まってきたのはトウゴロイワシの大群。







普通のイワシとは違い、サビキではなかなか釣れないだけでなく、鱗がかたくて持って帰ってももてあますので、トウゴロさんは人気がない。

よく見るとトウゴロさんの下に少し平たい黒い魚が見える。
こっぱグレか・・・、ということでそいつを釣ることにした。

僕が持ち出したのは10尺のへら竿。
本当はアジを一匹一匹のんびりと釣るために持ってきたのだが、今日はアジはいない。

棒ウキに板おもりというフナ釣り王道の仕掛けで挑むと、早速ウキが消しこんだ。





ハセやん:「なんちゅう釣りを。。。でも面白そうですね、それ」

しばらくグレ釣りを楽しんだが、いかんせんサイズが小さい。
もう一回り大きければ楽しさ倍増なのだが・・・。


8時前、誰からともなく「腹が減った」の声が上がった。
今回の場合「腹が減った」というのは、「Let's 焼き肉」という意味である。


ハセやん:「いやぁ、いくらなんでもちょっと早いのでは・・・」

それもそうやなぁ、、、ということで一旦は収まったものの、結局9時に焼き肉を開始した。


「9時って遅い会社なら始業時間ですよね」 と缶ビールの蓋をあけながらメガ長が言う。

今回は昨日釣りに行った(!)ハセやんが獲物(キビレとマゴチ)を進呈してくれるということで、それらも網にのった。







牛と豚です。決して鹿ではありません。






いや〜、食った食った!


しかしこういう場合、どうしてもそのあとダレてくる。


10時半にしてすでに脱落者多数。












その中で浮気もせずずっとイカを狙い続ける男、メガ長!


そういえば去年もそういうスタイルで昼になってからポロンとイカを釣ってたな、確か。


そして今年も。











メガ長がイカを釣るたびに「お!」ってな感じでみんなエギを投げ始めるが、しばらくやっても釣れずすぐ諦める。
やはり「継続は力」なのか・・・。


一度メガ長のエギに反応し、イカが10匹以上浮いて来た時があって、そのうちヤスが一匹掛けた。

ヤス:「やった!あ!うわっうわっうわっうわっうわっうわっ!」

激しく怒ったイカは今まで見たこともない連射技を繰り出し、初弾・次弾をかわしたヤスをついにとらえた。







人の不幸に一同盛り上がる。


その後は、昼寝もせずがんばったヒロ(まぁ来る途中の車中ではずっと眠っていたが)が大きなガシラを釣ったほかは、これといった収穫はなかった。










15時、船が迎えに来て終了。
僕は結局イカは1匹だけだった。

最近イカレベルを上げていると自負していただけに残念。
気のせいだった、、、と訂正しておく。

メガ長は5匹も釣って満足気。
筏全体(8人)としても、絶望的という前評判の割には15匹も釣れたので良い方ではないかと(小さいけど)。


このあと、「あとちょっとだけオカッパリ、やる?」ということになり、周辺の釣り場を2か所程ウロウロしたが、 イカの気配を感じられず時間もそろそろ17時となり、「あかんね、帰ろうか」と言っていたところ、


メガ長:「釣れました!」






うーん、最後までメガ長の日、だった。







今回の参加者(8名)

ハセやん、ヤス、モッちゃん、メガ長、島ちゃん、サリ・ヒロ、柿之介
























塩水

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