アクシデント コンビニを出て山道を走る。 先頭はハセやん号、次に島ちゃん号、そしてヤス号(ヤス、柿之介)。 運転が凶暴なのはメガ長が有名だがハセやんも負けてはおらず、山道を快調に飛ばす。 ヤス:「飛ばすなぁ。時間あるんやからゆっくり行きゃいいのに・・・」 そのときハセやん号が大きくフラッと揺れた。 そのあとの島ちゃん号もビクッと揺れる。 明らかに何かをよけている。 しかしある程度スピードが出ている状況で夜でもあり、最後尾ヤス号ではよくわからなかった。 それが見えた時はすでに手遅れ。 道路の真ん中に大きな 肉塊 うわぁ〜〜〜〜! ドン!バキッボキッ!! ヤス:「・・・今の見た?」 柿之介:「見たけどようわからんかった・・・」 ヤス:「踏んだかな?」 柿之介:「モロに踏んだな」 ヤス:「変な音してたよね」 柿之介:「間違いなく、骨が砕ける音やな」 ヤス:「い〜や〜〜〜! 」 その後、どの車も停車することなく、船着き場到着。 先に止まった島ちゃん号を持ち主が点検している。 ヤス:「踏んだ?」 島ちゃん:「はい・・・。跨げませんでした。ちょっと血ついてますね。。。」 柿之介:「なんか臭いな、この匂い・・・知ってる」 ヤス:「なんの匂い?」 柿之介:「奈良公園の匂い」 ヤス:「鹿か・・・」 ヤス号もチェックしてみる。 暗くてよくわからないが、ヤス号の方が臭い。 い〜や〜〜〜 )゜ O゜( 釣りが終わり、明るいところで改めて車をチェックすると、ボディとタイヤに明らかに獣のものと思われる毛と肉片が付着していた。 轢き殺した訳ではないが、良い気持ちはしない。 バキバキと骨が折れる感触がお尻の下に残っている・・・。 本編に戻る |