小浜でマイカ


2010年 9月 11日 晴れのち曇り









ヤス:「久しぶりに竿買った!」
柿之介:「へぇ〜なんの竿?」
ヤス:「イカ竿!」





という訳でイカ釣りのお誘いがきた^^
9月といえばアオリ新子の数釣り!
と思いきや、中オモリを使うようなボートエギングロッドを買ったらしい。

それではということで、シーズン終盤にしていまだに好調の日本海マイカを釣りに行くことになった。

レイ:「3人分予約入れました。午後3時出船で明るいうちは根魚とカマス釣りらしいです」
柿之介:「根魚ってエサ釣り?カマスってサビキ?」
レイ:「ジグとサビキですね。ワームでもいいんじゃないですかね」
柿之介:「ふーん」


明るいうちはハマチかシーバスあたりのジギングだと思っていたので意外な答え。
さて状況は・・・、天気はよい。睡眠ばっちり。波は少ない。夕立だけ心配。
さあ、釣り開始!



<<カマス>>

最初はカマス釣り。

カマス釣りなんかあんまりしたことないけど、来る途中で寄った釣具屋にそのものずばり「カマスサビキ」というのが売っていたのでそれを買ってきた(420円)。
かくして釣り開始前、周りの人たちを見渡すと、なんと!みんな同じような仕掛け(サビキ)をつけている!

おお!これはもらったな( ̄ー ̄)


ポイントに着くと船長がアナウンスでサビキ投入を指示。
いちおうオモリの代わりにジグをつけて根魚も同時に狙う。

一投目、、、あ!アタリ!

これはもしかしてもう釣れたのでは??





その後も頻繁にアタリがあり、船上は大忙し。

この船の船長はホームページ更新に熱心らしく魚が釣れるたびに写真を撮って回っている。

いや〜最初からこんなに釣れると安心感があるなぁ^^;

型は小さいが、中にはまぁまぁのものも混じりバタバタと釣れる。
群れが小さいのかすぐに釣れなくなるが、船を立て直すとまたすぐ釣れる、、、の繰り返し。

そのうちヤスが根魚を釣った。




にぎやかになってきた・・・と思ったら、パタッと釣れなくなった。

船長:「潮が止まったかなぁ、ぜんぜんあかんね。次行くわ」


<<アオリ>>

船長:「ではアオリイカ狙ってみましょう!そろそろ大きくなったかな!」

柿之介:「え?アオリ?・・・エギ持ってない」
ヤス:「なんで?なんで持ってないの?変わった人やな」
柿之介:「なんでって、、、マイカってスッテとちゃうの?」
ヤス:「エギも使うよ。この前なんかエギの方がよう釣れたよ」
柿之介:「そんなんゆうても・・・、アオリ狙うなんか聞いてないし・・・」



どうしようかなぁと思いながら荷物をごそごそしていると、 奇跡的に2.5号のエギが一個出てきた!
しかしよく見ると羽が一個もげている。

そのうちに後方から早速「ヒット〜」の声。
そしてその横の人も。

傷だらけのエギが出てきたとはいえ、タックル(竿・リール)は無いし、根魚狙いのジギングでもするかと一瞬思ったが、 周りでも結構イカが釣れてるし、そんなに長い時間するものでもなさそうなので、 いままでサビキがついていたそのままの先っぽに片羽のエギを結んで投げてみた。

ジギングロッドに中型リール、PE1.5号にリーダー6号フロロ、、、、釣れる気がせんなぁ・・・あれ?






なんと!
こんな道具でも釣れるなんて!

めでたく今年初アオリをゲット。


そしてその後、さらに3匹追加して合計4匹!

いや〜なんてピュアなイカなんだ^^;










だんだんと薄暗くなってきたので、名残惜しいがこれにてアオリは終了。
近いうちに今度はアオリメインで来たいなぁ。

さて、カマス・アオリとよく釣れたのですでに満足感があるが、本番はいよいよこれから。



<<マイカ>>

走ること30分くらい?
着いたところはおそらく前に行ったのと同じだと思われるポイント。
早々にアンカーを下し、ライトをつけてスタンバイ。

市販のマイカ仕掛け(浮きスッテ)は、長いのでなかなか取りつけに苦労する。
油断するとすぐにもつれるし、結構高価なのでもつれると焦る。

で、僕が焦っていると、後ろのお客さんが「乗った〜」と。

そんなことを言われるとますます焦る。

なんとかほどいて、仕掛け投入!

・・・釣れませんな。

70メートルの水深でマイカがどの棚にいるか探るため、船長は釣れたお客さんに棚の深さを聞いてアナウンスしてくれる。

「はい、60メートルでエギでヒット。カラーはピンク」
「はい、30メートルでスッテ」
「はい、40メートルでエギ、カラーはマーブルオレンジ」

うーん、棚もカラーもまちまちで全然参考にならん。
しかもエギ派が多いようだ。

とりあえず、全棚さぐるつもりで仕掛けをおろしていると、来ました!僕にも!








いや〜嬉しいなぁ。
そのあとも僕個人レベルではかなり調子が良い。
船長はここでも釣れるたびに「写真とったろ」と、精力的に撮影していた。
(おかげでこの更新でその写真を使えて重宝した^^)

しばらくして、少し調子が落ちたので、以前(ほかの人が)調子がよかった置き竿にしてみた。

すると、何か鋭いアタリが竿先に出る。

合わせても乗らない。
何度かそれを繰り返し、ひさしぶりに水面まで仕掛けを上げてみると。








なんじゃこれ!

くそ〜これはきっとフグの仕業。
そういえばさっき後ろの方でフグが釣れたと言っていた。

それにしても、フグってスッテまで齧るんかぁ。

すぐにスッテを取り替えて再度投入。

程なく・・・、今度は仕掛けを切られた!

うぬぬ・・・。



ただし、そんな状況下でもイカはいるらしく、まわりでは釣れ続いている。



僕も気を取り直し急いで再投入!

タナまでおろし。。。。。。

くっ、また切られた!

おのれ〜〜〜〜




時間もそろそろ無いしどうしようかと思った末、エギを胴つき風に結んで一本針仕掛けにした。

まわりもエギの方が多く、船長もエギの方が釣れる型がよいと言っていたし。

1本針になった分釣れにくいかな、と思ったがそれほどでもなく、その後も順調に釣れた。

最後、延長も入った23時30分、

船長:「そしたらこれで終わりにします〜」




いや〜今回はよく釣れましたな(^^)



釣果
柿之介:カマス21匹(最大25センチ)、アオリ4杯、マイカ20杯





























塩水

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